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シェイクスピアに初接触した人のフマレット感想

菊池風磨くん初ストレートプレイ「ハムレット」を、10月4日グローブ座にて観劇してきました。大千穐楽おめでとうございます!!!トラブルもあったけれど、3ヶ月駆け抜けた風磨くんをはじめカンパニーの皆様お疲れ様でした!!

題材であるハムレットの知識はほとんど0で、「シェイクスピアの作品を演じる菊池風磨」が観たい!!という動機で行かせてもらったのだけれど、見終わった後には菊池風磨が主演を務めた「ハムレットという作品」を観れてよかったって気持ちでいっぱい。私は菊池風磨を舐めていた。風磨くんの自分がハムレットなんて…優馬じゃないのに…という謙遜を多少なりとも真に受けていた。愚かです。
菊池風磨という役者が演じるハムレットを中心に、関わる全ての人が本気で真剣に作品に向き合って作り上げた舞台でした。4時間なんてあっという間だった!

事前に作品を読んだ時点では曖昧なイメージだったハムレットの世界がこの舞台を見てはっきり血肉をもって見えるようになった。
特に風磨くんの演じるハムレットは膨大なセリフ量と王子という境遇、復讐の使命、篤い信仰心などの複雑な背景も全部背負ってちゃんとそこに生きてた。400年前の王子様なんて舞台で見たところで遠い存在にしか見えないだろうと思っていたのに、しっかり目の前で生きて考えて悩んで死んでいくのを見た。
自分の持ってた貧困な想像力とか狭い価値観を開いてシェイクスピアの世界に連れて行ってもらえました。

本当にこの作品を見れて良かった。
この舞台を見る日が来なかったら、シェイクスピアがどんな作品で400年間どんな熱量で訳されて解釈されて演じられてきたのか知ることはなかったと思う。
一応大人と呼ばれる年齢で生きるようになって社会人になって、新しいことに出会いに行くことの大切さをひしひしと感じている…。知らない世界を知ることって幸せなんだなって最近やっと気づきはじめました。ものぐさな私にとってその扉を開いて連れて行ってくれるのがアイドル!ありがたい!オタクで良かった!!!


まとまった感想はここまでで、以下こまごまとした感想というか自分用記録です。グダグダ書くぞ〜。

 

読む前のざっくりハムレットのイメージメモ

シェイクスピアの4大悲劇の一つらしい。みんな死ぬらしい。
ハムレットさんは「生きるべきか死ぬべきかそれが問題だ」の人で、なんか精神が激弱い。マザコンぽい。
・堅苦しそう

風磨くんの演じるヤバい王子様は見たいけど難しそうで緊張する…。ちゃんと理解できるだろうか…。

松岡和子さん訳のハムレットを読んでの感想

・思ってたよりずっと面白いな!??
ハムレットさんはもっと楽に生きてほしい…。
・終盤は転がるように悲劇が加速していってそんなに死ぬ!??って勢い。予想以上の惨劇だった。
・いちいち言い回しが詩的で回りくどくて美しくて素敵。私が中学生ならシェイクスピアめっちゃ読んでセリフ書き取りしてハムレットみたいに話し出してた。言ってみたい台詞暫定1位は「俺は怒りっぽくも喧嘩っぱやくもない。だが、いざとなると危険な男だ」です。

読んでみて改めてわかったのは、時代背景、近親相姦の認識、宗教問題、跡目争い、国際問題その他諸々事前知識がなければすべてを理解することはできないなってことです!!!シェイクスピアの世界奥が深い!!
そういう情報を把握したうえで言葉のニュアンスや言い回し、役の気持ちなどなど考えるべき問題が山ほどある。こんなのどれだけ考えつくしてもかみ砕ききれないのでは…。シェイクスピアやる人たちすごい…。しかも400年以上もの長い間演じられてきたんだから解釈も星の数ほどあるよね。でもいろんな情報集めて自分なりに読み解いていくのはちょっとミステリーみたいで面白いなと思いました。真実にたどり着得る気はしないけど。

私はネットの一般的な解説やら何やらを読んで自分では飲み込み切れんなと判断したので舞台で風磨くんから感じられるハムレットをそのまま受け止めようと思いました。(理解することは半分諦めた)


舞台を見た後の感想

ハムレット」すっっっごい面白かった…。

4時間って時間に身構えてたけど余裕…。むしろ休憩に入ったらもう休憩!?って感じで、文庫本開いて内容噛みしめてまた次の幕が開くのが待ち遠しいと思えた。
知識教養の足りていない私が見ても作品として見応えがあって、面白く美しく切ないお話だった…。出会えたことに感謝…。

セット、演出について
セットはシンプルで、1600年あたりの貴族にしては衣装も装飾はそれほどなくて現代的でした!その分全部の目が演者の演技とか役の内面に向くイメージ。舞台上にものがないから、人の立ち位置が常に整然としていて綺麗だった。

印象的だったのが最初の門番のシーンの霧と、回転する舞台。門番のシーンの霧が最初本当に濃くて奥から来る人への警戒心を共有してして最初からドキドキして引き込まれた。そういうのも計算されてるんだろうなぁ…。
回転舞台は、最後のハムレットとレアティーズとの試合でもそれほど広くないステージが広く大きく見える。あと最初の王と王妃を囲んでくるくる回る貴族たちのシーンが悪の組織の会談っぽくて、その輪から外れて一人本を読むハムレットが潔癖な雰囲気強いなぁと思えたのが面白かったです。

登場人物について

ハムレット

とっても賢く慎重な人。理屈っぽい自己評価低め王子。今にも狂いそうで精神よろよろ…な人ではなくめんどくさいくらいに理性的な人でした。むしろ理性に悩まされてる。一筋縄ではいかないとっても人間らしい王子様だった。
あとホレイショー(親友)のこと大好きだしホレイショーや門番も殿下のこと大好き。

風磨君の演じるハムレットは父の霊でなく悪魔を見たのではないかっていう疑いだったり自分の精神に不安は持っていたけど最後までほぼずっと正気だったんじゃないかな。知性が失われないままなんだよね。だからこそラストは余計に悲劇的だった。
ハムレットって「デンマーク王家に起きた悲劇」の作品にもなるんだろうけど風磨くんの演じたこの舞台は「王子ハムレットが背負った悲劇」だった。本当に賢くて美しくて優しい王子様に会えたから切なかったなぁ…。

あとビジュアルがひたすらかっこいい。色白風磨くんの色素薄い金髪はもう透明感の塊…。本当に綺麗で驚いてしまう。かつさすがの体づくりで男らしいです。王子にふさわしすぎた。今後も風磨くんのこと殿下って呼びたい。コンサートの時も思うけど、風磨くんって映像以上に美しい!!っていうギャップがすっごく大きくてびっくりさせられるんだよなぁ。ビジュアルによる説得力が強かった…。これは高貴な生まれ…。

クローディアスとガートルード

ハムレット(本)を読んだ時点ではハムレット(王子)以外の周囲の人が何を考えているのか掴みづらかったのだけれど、舞台を見ると全員確固たる意志をもって生きていて、どうして悲劇になってしまったのかもどかしいと思ってしまった。

クローディアスは王位を手に入れて王妃も手に入れてハムレットも父と呼んでくれよな!なお花畑王でガートルードは結構ハムレットに対してふつうのお母さんぽい。くらいのイメージだったけど二人とも自分の罪を自覚して苦しんではいたんだなぁというのが感じられて意外でした…。さりげない動きとか視線からしてクロ―ディアスがお妃大好き。そして王妃様が強かった。安蘭けいさん美しすぎる女王。

オフィーリア

オフィーリアは箱入りやわやわ娘なんだな~と思ってた!し、世の中の解釈はそっちが主流なんじゃないかと思うけど、このオフィーリアは自分の意思を持った女性だった!!これが一番意外だったなぁ。

やわやわお嬢ではなくて、オフィーリアは自分の意思のあるおきゃんなお嬢様でハムレット様のことも家族の言うことも信じたい健気な女の子だったので心が壊れてしまったところは本当に痛々しかった。
オフィーリアもガートルードもただの悲劇の一端ではなくて(多分シェイクスピアはそう書いていたけど)二人とも女性の強さがあって素敵でした。

その他登場人物
ホレイショ―、ポローニアス、レアティーズ、などなど…みんなの感想書いてるとキリないので省略します…けど、どの登場人物も印象が強くて明らかな敵役とも思えなかった。文で読んでいるときにはそれぞれに個人的な思いはあんまり感じられなかった(けど劇の中の役割はわかりやすかった)のに、舞台上で動く人たちはみんな誰かのことが好きだったり何かしらの目的があったり自分の意思でそれぞれ生きていたので、ほんとになんであんな悲劇になってしまったんだろうな!!!???っていう…。
みんなちゃんと人間だったから誰かを理由にしたり憎み切ることが難しくて切ない悲劇だったんだよ〜…カンパニーのみなさんがユニバに行くような世界線に生まれられて良かった…幸せになって…。

印象的なシーン

第一幕

ハムレットの叔父への拒絶感が凄い。叔父に向けた「近親関係は深まったが親近感は薄まった!」「七光りを浴びすぎて有難迷惑」ってセリフがたいそうひねくれたニュアンスで、母と叔父の婚礼をこれっぽっちも受け入れる気がないぞっていう姿勢でした。最初から背を向けて文学少年気取ってた…叔父上を見る気がねぇ…。ハムレットは実際30歳くらいである、みたいな解説も見たけどこのハムレットは20代ぽかったです。
生意気なんだよな~~!!でもたてついててもどこか優雅で高貴なところ最高。最高の王子。

先王の幽霊に対する時の強い信仰心がすんなり入ってきたのが不思議だった。見てる最中は違和感が全くなかったのが今思うと不思議というか。
ハムレットの最初のちょっとひねくれたキャラクターが風磨くんとかぶって現代的だったのに、今縁遠いはずの神への深い信仰が当たり前に身についたハムレットも違和感がなかったんだよなぁ…。自然すぎて簡単に受け入れたけどこれきっと風磨くんのめちゃくちゃすごいとこだと思う。自分から遠いものも学んで噛み砕いて自分の一部にしたんだろうなぁ。

「唇には指で封印を」の殿下がシンプルに心に刺さりすぎる。ときめく。困る。

第二幕

狂った様子を演じる場面はぶっ飛んだ風磨くんでした。かわいい。でも何も考えていないように見せてずっと周りの様子をうかがっている鋭さがある。
花冠と裸足が無垢な狂気って感じ(なお実際は計算づくでバチバチ嫌味言う)でとても良い。可愛さ面白さと緊迫感がないまぜ。 
ポップでキュートな頭ぶっ飛び王子様を演じながら思い出したようにぐるぐる渦巻く叔父の罪とか母の罪自分の責務父への想いみたいなものが顔をだす瞬間の落差がすごい。目が離せない。

ハムレットの言う下ネタというか、わざとしている下卑た発言に風磨くんの動きが付くと想像以上にゲスイぞ!!

ポロー二アスが結構憎めないお爺さんだったのが意外。いけすかないけども。

オフィーリアへの尼寺のくだりは思いっきり陰の2人に気がついてたので罵倒も何もかも全力のアピールだったし、「尼寺へ行け」の意図は愛でしかなかった。あんなのほんと愛でしかなかったよ…。
それをしたらハムレットの計画はくるってしまうけど、だれか一人でいいから、オフィーリアだけでいいから、あの場でハムレットの愛に気づいてあげてほしかった。

ハムレットさんあんま難しいこと考えんなよ~!!!と思うけど思考を放棄するとそれはもはやハムレットではないし、いっそ逃げちゃえよと思うけど生死以上に誇りを大切にしているから無理だし、オフィーリアと結婚しなよと思うけどハムレットは割と世界に絶望してるから突き放すしかなかったんだろうかなぁ…。

ここまでオフィーリアのことボロくそ言った後に膝枕を要求する神経とは…と思ったけど今回の舞台構成的にはクローディアスの反応見やすいところに陣取ったのかなって風にも見えて腑に落ちたなぁ。または反応を見るためと言い訳してオフィーリアに触れたかったか。

ローゼンクランツとギルデンスターン、ポロー二アスにくるってしまった王子として調子を合わせられて「馬鹿にしやがって…」とひとりごちる殿下が好きでした。あの辺からだんだん自分の演じる狂気と正気の境目がごちゃごちゃしてそう。

ハムレットは元々神経が細くて父の死と叔父と母の結婚で滅入ってて、父の幽霊出現で信仰ハイになってる、自分の精神もすべきこともわからなくてもやもやする、愛する人も傷つけてマジきつい…って感じで二幕終盤は本当に精神が参ってそうだなぁ。
なんだかんだ理由つけて叔父を殺すチャンスを逃すのも追いつめられる一因になってそう。直情的なレアティーズにもあこがれてるもんな殿下…。
さらにはお母さんを責め立てるのがしんどすぎそろそろ精神限界…からのポロー二アス殺害なので、ハムレットは限りなく常時正気なんだけどポロー二アス殺害のところは狂気と正気の境目にいたようなイメージ。あそこの父の霊はハムレットの心が作り出してしまったのかもしれないとも思う。

それでも王妃に告げる「おやすみなさい、母上」の声がすごく優しくて悲しくなってしまった。なんでこうなってしまうのかなぁ…。

 

第三幕

オフィーリアが痛々しくて息が詰まった。ハムレットの装う狂気とは違って本当に壊れてしまったのが見て取れて辛いです…。すごく声がよく通ってきれいで無垢なんだなぁって思えたから、その声を張り上げて髪を乱して走るオフィーリアを見るのは辛かった…。ハムレットはこの時イギリスにいたけどこのオフィーリアを見たらどう思ったんだろう。

悲劇がどんどん転がっていったから、ホレイショーとハムレットの会話は少しほっとした。ホレイショーはハムレットをこの世につなぎとめてくれる人な気がしたから。

デンマークの王子ハムレットだ」って真っ白衣装で出てくる殿下かっこいい。

お墓のシーン以降のハムレットはオフィーリアのお墓に悩みや苦しみやこの世への執着全ておいてきてしまったみたいに落ち着いて余裕があるなって感じた。お墓の次のシーンから突然大人になったというか、一段進んだみたいな雰囲気を感じたんだよな…。
と思ってパンフレット見たらお墓のシーンでかつて一緒にいた人の骨を見てハムレットは運命を受け入れる覚悟ができたというような表記があったのでそれを演技一つで感じさせる風磨くんすごいな!!???

フェンシングかっこよすぎて驚いてしまう…すごいかっこいい…剣すごいひゅんひゅん鳴らす…。私がレアティーズなら勝ってる相手にあれやられたらかっこよすぎてイラッとしてしまうわ…。あとお尻は見てしまう。

ホレイショーの言葉の
「ああ、気高い心が砕けてしまった おやすみなさい優しい王子。天使の歌が君を包み、君を安らかな眠りにつかせますよう。」
というセリフ、こちらの心が読まれたみたいだった。最後まで悩んで足掻いて生きた王子様だったよ。おやすみなさい。

最後トントンされて生き返る風磨くんがかわいくてほっとした…生きてた…よかった…。

カーテンコール風磨くんのニヤリ顔には安易にときめきます。ハムレットではなく風磨くんだ!って思わせてくれて現実に連れて帰ってくれた。

 

改めてハムレットという人について

ハムレットはホレイショーみたいに全て寛大に正直に向き合える人か、レアティーズとかフォーディンブラスみたいに誇りのために激情に身を任せられる人になりたかったのかもしれないなぁ。そのどちらも出来ずどちらもできるハムレットだからホレイショー、民衆、オフィーリアに愛される魅力的な人間だったんだろうなぁとも思えるのだけど。

死にたいけど死ねない、復讐しなければならないのにできない、母を憎みたいけどできない、オフィーリアを愛していたのに死なせてしまった…みたいな矛盾を抱え込みまくってしまっている王子様がハムレットでした。400年前の物語なのに人間味が強いよね。

あと全体を通して印象的だったのが「おやすみなさい」って言葉だった。「おやすみなさい」って言うハムレットの声が労りに満ちてて優しかったから。

「死ぬ、眠る それだけの事だ。眠れば心の痛みにも、肉体が受け継ぐ無数の苦しみにも蹴りがつく。それこそ願ってもない結末だ。死ぬ、眠る。眠ればきっと夢を見るーそう、厄介なのはそこだ。人生のしがらみを振り捨てても死という眠りの中でどんな夢を見るか分からない。だから二の足を踏まずにいられないーそれを考えるから辛い人生を長引かせてしまう。」ハムレットにとって死は恐れるものでありながらも安らぎだったんだなぁと思う。

「いま来るなら、あとには来ない。あとで来ないなら、いま来るだろう。いま来なくても、いずれは来る。覚悟がすべてだ。」
母の婚礼、父の復讐、叔父の罪、手を汚してしまったこと、恋人の死、そんななにもかもを乗り越えたハムレットのこのセリフがあったから、きっとハムレットの最後は恐れることなくホレイショーに全て託して、天使の歌に包まれて優しく眠れたのだろうと思う。

 

風磨くんすごい

改めて風磨くんすごい。

風磨くんのみならずカンパニーの皆さんのお力あってこそだしそれも含めてすごい。すごかったよ。

ハムレットを読みながら私は言い回し、雰囲気、心の動きその他ちょくちょく理解できないまままぁ400年前の話だしね?って流したくなっちゃうんだけどハムレットを作り上げる人達(演出の人演者訳した人みんな)はほんの少しも流せないから全部解釈していくんだなと思うと改めて頭が上がりません…。この舞台を見せてくれてありがとう…。きっとそんな真剣勝負の環境の中に風磨くんがいたことがファンとして嬉しいです。だって本当に風磨くんの演技が今までと違ってた。嘘の戦争のカズキくんが私のベスト風磨くんだったけどハムレットが軽々越えてきたなぁ…。今までの風磨くんの演技と一段違うところにいたように思えました。

そして「ハムレット」という役をジャニーズ20代風磨くんにこれやらせたのが英断すぎる。ハムレットの皮肉屋理屈屋なところ、結局復讐に振り切れられないところ、身内への情に厚いところ、愛はあるのに不器用なところ、その他もろもろ風磨くんに似合うんだよ…。風磨くんは自分は王子様じゃないなんて言うけど、400年前の王子様本当にハマり役だったよ…。

あともうひとつ風磨くんすごい!!!って言いたいのが、風磨くんの声。
私が見た日も最初から少し枯れてるかなって心配だったけど、少しも発声ブレなかったし聞き取れないようなところもなかった。ずーーっと喋ってるんだけど声色の演技がすごいんだ。耳から離れない。独白の時の空虚な響きも人を責める時の激しさもキチガイを演じるキュートさも親しい人を呼ぶ優しさも心地よかった。ハムレットを読む度に声が蘇るので円盤がでてなくてもセルフ再生できてありがたいです。

最後に、これは余談ですが私ハムレット見てディズニーのファンタズミック見てピューロのカワイイカブキ見て最高のエンターテイメント浴び続けた3日間を過ごしたんですよ。イマジネーション、夢、希望、本気のエンターテイメントと内包される伝えたいことを受けとめに行けるって幸せ。オタク幸せ。

本気で作り上げられるエンターテイメントは芸術だし、それを享受できるのは本当に恵まれたことです…。こんなことに気づけるのもアイドルを好きでいるからこそなんで!ほんとありがとうアイドル!!!!!ありがとう世界!!!
 
あとこれ書いてる最中にKTTで健人くんが「おつかれ」って言ってたよ!私の7000字ともうちょい書き連ねた感想なんてシンメ様の4文字に何一つ敵わないな!!!
本当に風磨くんお疲れ様でした!!!