嬉しいとか楽しいとか恋しいとかそういうの全部

V6とSexyZone沼でゆらゆら流れつつ赤い薔薇に誓っています 

Sexy Zone POP×STEP!? TOUR2020は未来のための夢

10/29、30、31の3日間、全5公演
Sexy Zone POP×STEP⁉ TOUR2020お疲れ様でした!楽しかったね!!!!

2020年3月ごろからずっとずっと待ってたポプステコンに会えたの本当にうれしかったし終わってしまうことが寂しかったしポプステコンを超えた5人のSexy Zoneを見ていけることが幸せでなんかもう自分の心が手に負えない。新曲NOT FOUNDまで入ってきたらもうてんやわんやだよ…。ということで取り急ぎ感想まとめ。


・OPからぶっ続けで脳みそわしづかみにしてくる

まずOP映像から我々の夢見た極東DANCEの世界観。菊池風磨菊池風磨は本当に気が合う…。私は中島健人くんを信仰しているのだけれど常日頃菊池風磨気が合う…って思ってます。
刀!!扇!!!煙管!!!!和傘!!!!!狐面!!!!!!漢字カタカナ現実感非現実感の入り混じるネオンの中で舞い踊る不気味な能面を付けたJr達!!!!!!!
和洋折衷の布の多いギラギラ衣装~~~~~!!!!!!!!ポップアップするSexy Zone~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!
こんなんジャニオタ泣いてしまう。


この最強和装衣装で極東DANCE→ROCK THA TOWN→BON BON TONIGHT→麒麟の子のノンストップダンス曲。死ぬじゃんそんなの……。
パンフレットで遊園地に行くみたいなコンサートだよ!って言われてたから入場音楽が聞こえるかな~?って気持ちでいたら入場して即花形ジェットコースターに乗せられてしまった。息つく間もない…。


セットもJrもきれいだけどどこか違和感や奇妙さがあって、そのど真ん中で力強く輝いて踊るSexy Zoneがとんでもなく美しい。不条理な夢の中で輝く一つの確かな存在。
Sexy Zone、全員華のある人間で緩衝材がないので引き算しちゃうよりも足し算足し算掛け算しちゃった方が似合うんだよね…。この煌びやかで混沌とした世界の中で埋もれないんだよ。どうなってんだ眩しすぎる。


・ソロ曲の個性のぶつかり合い
4人とも曲調も内容もバラバラなソロ曲がコンサートの中でひとつも浮かない。映像でそれぞれのテーマがあるってことを印象付けたからすっと入ってきたってこともあるし、曲の強さがみんな等しいから一つのアソートパックって感じになっててしょりマリの世界観の伸び率がすごい。

「SHE IS…LOVE」
中島健人こそが愛だよ
晴れやかな表情で重力がないみたいに軽やかに踊る健人くん春の訪れを告げるプリマヴェーラだった。どうしてそんなにきれいなの…?
何度でもいうけどMISSION、Because of 愛、SHE IS…LOVEの三部作は神話だし曲前の映像でリンゴをもって現れた健人くんは運命の三女神だと思ってる。リンゴ=愛を知ることの象徴を苦しそうな顔で見つめていた去年のBo愛から柔らかく微笑んでこちらにリンゴを差し出すようになってこんなに光に満ちた顔で愛を歌う健人くんが1年かけてこちらに解放感を与えてくれた。愛は光であり光は健人くんであり健人くんは愛。
ライブに入って自分の声でこの健人くんにケンティー!って叫ぶことができたら幸せなんだろうな。いつかそんな日が来ますように。

「all this time」
若干20歳で人生をこれほどまでに美しいショーの形にできる人間…マリウス葉…。
マリちゃんの自分の考えの強さとこれまでの自分の道のりを客観視できる力と全部ひっくるめて自分を認めていることが伝わってきて一つの舞台を見たような気持ちになったよ…。
聡ちゃんの位置に収まるお人形を大切そうに撫でているマリちゃんとこの後みんなと元気に歌って踊る聡ちゃんを同じ公演の中で見られて本当に良かった。

「show must go on」
ジャニーズの美しさの結晶がここにある。
マリちゃんのソロ曲の柔らかくてしっとりした余韻が完全に場を支配していたのに佐藤勝利が現れた瞬間圧倒的な輝きで自分のステージを作り上げてしまう勝利くんの強さ!!!!生来の美しさと後天的に身に着けたであろうしなやかさ!!!!一つの美の終着点!!!!!!!!佐藤勝利!!!!!!
勝利くんの圧倒的な輝きと「王道」なダンス、演出があるのにどこか切なさがある。佐藤勝利にしか歌えない曲だよ…。
センステでJrが倒れた真ん中で踊る勝利くんが選ばれるものに与えられる夢の美しさと残酷さを語っているようで震えちゃったよね…ジャニーさん見てますか…佐藤勝利が今ここにいますよ…。

「HAPPY END」
菊池風磨~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!やめて!!!!!!!!!情緒でぶん殴ってくるのやめて!!!!!!!!!クラクラする!!!!!!!!!!!

http://cy-76md.hatenablog.com/entry/2020/02/18/211325

HAPPY ENDについてはこの解釈をよりわかりやすく美しく痛々しく具現化してくれたと思ってます…。
ラスト本命の彼女がもう目をそらそうとしてるのにこちらを向かせてキスをする菊池風磨ほんとうにひどい。風磨くんも彼女も全部わかってるんだよ。わかったうえで何も言わないで言わせないで本命の彼女と続けていくことによって彼女すらもこのHAPPY ENDの共犯者にしてるんだよ…。あ~~~~ひどい男。最低で最高。


・make me bright Blessed

すべての救済。祈りを捧げてしまう。レーザー演出かっこいい。天地の創造。SZが光あれと言われたのでそこに光があった。

PAGESでは街角で誰かに照らされながら遠くを夢見るようなSexy Zoneを見た。心地よく漂ってるような言葉と音を捕まえて並べて見せるような演出だったように思うけど、ポプステではふわふわ揺れる音をそのまま光にしてしまって形にはめずmake me brightの原液を浴びせてくれた感じ。
そうやって文字通りこっちに光を当ててくれた後に歌われるBlessedは優しくて清らかで透明でなにもかも洗い流されるような気持ちになる。make me brightで汚れを浮かせてBlessedで落とすみたいな(?)


・セクベアちゃん
セクベアちゃんは最初セクゾのキャラクターだよ!って立ち位置だったのにもう今や聡ちゃんの第二の姿みたいになっててかわいい。そして聡ちゃんコンサート復帰一発目がDuバイになったの情緒に浸る暇がなくて最高でした。
聡ちゃん最初の1.2公演は少し緊張も見えたけどそのあとは何の心配もなかったしMCもみんな元気にとっ散らかっててうれしかったな~~!!おかえり~~~!!!!!
最終日は聡ちゃんを皮切りにちびーずがふまけんに言及しだして風磨くんの「だるいって!!!(逃げ)」を引き出してて愉快な気持ちになりました。育ったね…。


・後半の感情めちゃくちゃコーナー
前半はずっと重いパンチ繰り出され続けてスパーリングの中必死に立ってるような気持だったけど後半はあっちこっちに連れまわされて目が回るようだった印象。前半がジェットコースターなら後半はコーヒーカップ

花のついた赤いきらっきら衣装が全員お似合いすぎてたまらんかった。Sexy Zoneらしいよね。
聡ちゃんのやつもつくってカウコンとかこの衣装で出てほしいな…。毒々しいくらいに赤いのに星の雨で水を通して光に照らされてたりMELODYでちびジュたちと戯れる4人は健全に輝いてて不思議なくらいでした。でも最年長のインナーはちょっと審議させて。あの衣装渡されたときナチュラルに受け取ったの…?一人だけ拘束されて透けてるのに…????こっちがこんなに困惑してるのに…???????
(でも似合うから仕方ないって言われたら納得する。似合うもんね…)

特攻服衣装は面白枠なのかもしれないけどカラテン踊りだしたら特攻服って言うか普通に高貴なマントに見えて笑っちゃったよ。どうあがいても柄が悪くならん。
あと2020を2020に歌ってくれてテンションアガリーヌ文子でした(©ロイくん)


Sexy Zoneのこれまでとこれから

「それでいいよ」を私たちファンとそれからSexy Zone自身に向けて歌うSexy Zoneが好き。みんながいつだって自分たちを認めて愛してくれるアイドルだからこそためらわずにSexy Zoneのことを好きでいられる。
4人で過ごした1年9か月、いろんなことがありながらずっと5人のSexy Zoneとして試合に出続けてきた9年間。全部があっての今のSexy Zoneだから、Sexy Zoneの全部を知らない私だけどSexy Zoneの全部を好きでいたいなって思えました。

最後の最後の曲に「RUN」を選ぶSexy Zoneが好き。よかったねで終わらないで次に次に進んでいくエネルギーが眩しくてうれしい。今まさに彼は誰時におかえりを告げた5人が夜明けに向かって走りながら2020年ずっとずっと練り続けてきたツアーを終えるのは清々しくて元気になる。私も自分の人生頑張って走る!!!!走りながら走ってる5人見てエネルギー補給していきたい!!!


『何しょうぞ くすんで 一期は夢よ ただ狂へ』

全体を通して思うのは、OP映像で流れた『何しょうぞ くすんで 一期は夢よ ただ狂へ』という閑吟集の歌がテーマの一つなのかなってことでした。
ポプステコンは2020年外から見られた曖昧なイメージの日本の中で見せる遊園地、ひと時の夢を見せることで『この人生だって夢みたいなものなんだから躊躇ってないで溺れてしまえ』っていうことをテーマにしているんじゃないかな~。菊池風磨なので…。

風磨くんの演出って絶対こっちの人生に触ってくるんだよね。こわいね。
風磨くんのソロコンでは風磨くんと友達のひと夏を見せることで、PAGESでは誰もが持つ普通の日常の思い出に沿わせることで、ポプステではくらくらするような現実と非現実の境の夢を見せることで。
それぞれアプローチは違うのに全部最終的にコンサートを見ている私たち一人ひとりが持ってる生き方とか人生に向かい合う気持ちに触れて「じゃあ行こうか」って背中を押してくる。Sexy Zoneのコンサートは人生に効く。


ポプステ超楽しかったよ~~~!!!
セトリ落ち曲がアルバム内最高選抜曲なので逆に来年やる気満々なんですね!?ってことがわかったし、最新のSZがどんどん無敵になっていくので来年10周年コンサートがどんな形であっても楽しみです!