嬉しいとか楽しいとか恋しいとかそういうの全部

V6とSexyZone沼でゆらゆら流れつつ赤い薔薇に誓っています 

V6解散の日から1年経ちましたね

三宅健ソロコンサート仙台公演を見た帰りの飛行機でなんとなく書いてます。1年経ったのか〜。

もう1年な気もするしまだ1年な気もする。
V6がまだまだ全然他に替えのきかない心の一部を占めてるのにもう解散から1年経ってるの?って思うし、V6のみんながどんどんそれぞれの道に進んでて私もそれを喜んで楽しく見れてるけどまだV6の解散から1年しか経ってないの?とも思う。
V6いなくて寂しいもV6から次の場所に行く6人を見れて嬉しいも両立するということです。すごいね。V6がすごいからまだ好きで寂しいしV6がすごいから今大好きで楽しいです。何でも切れる矛と貫けない盾は同時に存在します。

思い返すとV6を好きになったのは三宅健を肉眼で見た2010年4月3日のことでした。
あの時自我が芽生えた。自意識がふにゃふにゃしている人間である私が迷いなく自信を持って好きだと言えるものを持てたことは幸運だったし、その初めてのものが三宅健でV6だったのは本当に幸福なことです。
ブログのタイトルにしてる「嬉しいとか楽しいとか恋しいとかそういうの全部」って歌詞と一緒に箱から飛び出てきたあの日の健くん、歌詞の内容と相まって実在を伴った私の天啓だったとしか思えない。そういうの全部もらってしまった。

あの日あの時あの場所で健くんに会えなかったら今自分が有給取って宮城に飛んで牛タンおいしい〜ってもりもり食べてることもなかったと思うと不思議。
V6を好きにならなかったら経験してないだろうなってこととか知らなかったこととか会わなかった人とかいっぱいあるしいっぱいいる。人生とV6が癒着している。

だからV6が解散するって発表された時はほぼ世界の終わりだった。だってこんなに人生における色んなものを与えてくれるグループが無くなるってそれは比喩ではなく私の世界の一部がなくなるってことですよ。そんなことあると思わないじゃん。ありました。びっくりした。
だって私たちV6のこと好きだしV6もV6のこと好きだから終わる理由なんてないはずだと思うじゃないですか。でもそれでも終わることはあります。あるんだよ。あってほしくないけどあるんですよ…。びっくりするよね。私もまだびっくりしてる。

解散から1年の6人の活動を見てるとV6を辞めなくたってよかったじゃんって思っちゃうこともまだある。別にV6が終わるのって必要なことじゃなかったよってまだ思ってる。でもV6の終わりが不必要なことじゃなかったのもわかる。意味がある終わりだった。
V6があることは信頼できて安定してて停滞でもあって、V6がなくなったことでそれぞれが進む道を見つめ直して開拓してるのを見てると世界を広げるためにV6を終わらせてから歩き出すことに意味があるんだろうな〜ってわかります。わかりたくないけど。

最近やっとGrooveコンの円盤に着いてきたWondererを見返してV6がくれた最後の曲になる「目を閉じれば」と「鏡」のCDを取り込みました。そしたらアマプラのコンサート映像見返したくなってCDの特典映像も見たくなってツアードキュメンタリーも見たくなって「うわ…V6のことめちゃくちゃ好き…」ってなって頭抱えました。V6への好きって言語化しづらくて頭抱えちゃう。V6のどこが良い!とかじゃなくて全部「V6」が「良い」んですよね…。どこが好きって言われたらまず存在からだよ。なんでこのグループ解散しちゃったんですか?最高すぎませんか?

今自分がこうやって比較的冷静(?)にV6を見返すことができるようになったのは健くんのソロコンを見ることが出来たおかげだなぁと思います。
健くんの見せてくれた新しい曲とこれまでの曲とダンスと演出を見て、V6は終わったけどなくなってないしV6を好きでいていいんだなぁって思えたので。
ていうか健くんがまだまだV6を好きすぎるありがとう。さすがV6最古参オタク(43歳・自営業)様です。
V6の今まで見せてきてくれたパフォーマンスを引き継ぎながら今の三宅健のソロコンになってたから、ちゃんと今までのV6とこれからの健くんがグラデーションになってて気負わず受け入れることができた。V6を見返すことが楽しくなれて嬉しい。アフターケアが万全すぎる。

とりあえず今思うのは否が応でも好きなグループだって世間だって何もかも変わることは止められないってことを念頭に置きながらこれからも元気にオタクしていきたいなってことです。
変化の直後とか最中は楽しみきれなくてもそのうちまた純粋に好きだなって思えるであろうことがわかった。必要以上に変化に怯えないでいられたらいいなぁ。柔軟に生きたい。
幸せでいることはオタクの義務だと思っています。アイドルがファンの幸せを望んでくれてるなら我々にできるのは幸せでいることだけです。

V6デビュー27周年おめでとうございます。
解散から1周年もおめでとうございます。
おめでとうって言葉があってるのかわからないけど、解散後もずっとV6だった6人として全員に活躍の場があることはお祝いできることかなぁと思うので。色んなところで6人の姿が見られて嬉しいです。

6人それぞれの道を進み続けてくれてありがとう。まだまだこの先もずっと好きです。
どこの君もずっと幸せでありますように。

LIVE TOUR V6 groove 感想

9/4 groove 初日行ってきました感想

 

どうしよう最後のV6にどういう気持ちで会いに行けばいいんだろうって緊張しながら行ったけど、そんな心配いらなかったなって今は思う。

V6相変わらずかっこよくて綺麗で優しくてかわいくて面白かった。V6だった。

わざわざさよならって言わないし終わりを思わせるような表現もほとんどなかった。ただこの先も大丈夫だよ、だからあんまり悲しまないでねって伝えてくれるようなコンサートだった。

V6終わるのやだ〜!!!って暴れて泣いてたのにV6が丁寧に優しく柔らかい布団でくるんで大丈夫だよって寝かしつけてくれるから大人しくなってV6のことが好きだよ〜…って丸まって静かに泣けるようになりました。って感じ。

そんなことされるからまたV6のこと好きになって更に泣いてしまうんだけどね…これはもう許して…。

ほんとにずーっと泣かないでねって優しく言われるようなコンサートだったと思う。

演出にも曲にもパフォーマンスにもV6の配慮と愛情と優しさがいっぱいだった。席の場所の問題もあるかもしれないけど、なんとなくいつもよりも構成が平面的で、もちろんコンサートに生で入るのは楽しいけど見やすさで言うと配信で映える部分が多いような気もした。見たい人が全員見られる配信でこそ最大限のパフォーマンスが見られるようになってるんじゃないかなぁと思う。

V6の終わりに向き合えたかと言われると、まだあんまり自信はない。でもV6はずっと大丈夫ってそれだけは信じられたよ。最近ずっと悲しいのはファンとしての自分とV6の別れよりもV6の6人が離れ離れになることが勝手に切なかったんだって今更わかった。でもこれまでの思い出がなくなるわけではないし6人の関係性がなくなるわけでもないんだよね。

それを言葉にするわけじゃなくただパフォーマンスで教えて貰えた気がしました。

でもやっぱりV6は唯一無二だよ…V6のダンスを目の前で見るとひとつの塊が動いてるように感じるんだよ…。呼吸を合わせるってこういうことなんだなって思う。

こんな人たちどこにもいないしこんな表現を浴びられるの他のどこに行けばいいのかわからない…寂しい…(堂々巡り)

 

でも寂しいのはもうV6のことが好きだから仕方ないんだよな。この寂しさと一緒にどうにか進んでいきたいとは思えるようになった。多分V6のおかげ。

 

↓以下セトリ、演出ネタバレ!

 

入った途端のセットが見たことないぞ?って感じ

真ん中にドーンとセンステ縦に伸ばしました!みたいな花道?があって派手な飾りもセットもなくてただ天井から大きい布が6枚垂れてて、全貌がわからない。でもこれがコンサート始まるとどんどん展開していくんだよ…。V6そういうことやる。始まんないとなんもわかんないですよね〜はいドーン!みたいなことをやる。

 

ブイシッ!ブイシッ!のコールが出来ないけど5分前位からどこからともなく手拍子が始まる。同じくらいにここまで会場で流れてたシングルメドレーよりちょっと大きめの音で「僕らはまだ」が流れ出す。この「僕らはまだ」がコンサート0曲目みたいな感覚だった。

イントロでみんなちょっと手拍子引きずられかけてたけど持ち直した。MCで井ノ原くんもよくつられなかったね!って褒めてくれました。V6ほんとに何でも褒めてくれる。体にいい…。

 

1 雨

1曲目に雨が来るって思わなかった。リード曲だけど来ると思ってなかった。だって雨って聞いたらその後しばらく他の曲耳に入らなく無い!?

でも1曲目で正解でした…。1曲目に雨が来るからこそ「始まった」って思った。コンサートっていうか舞台が始まった感覚。違う世界がここに始まったぞ、みたいな。大きな花道の上にパラパラ出てきてふらふら歩きながら歌うV6の世界はもう舞台。「死ぬだけ今まで幸せ 死ぬまで今だけ幸せ」でスポットライト浴びる長野くん歌ってるのにセリフみたいだった。

メインステージのモニターを使わないで上から垂れた幕に歌っている姿が映るから、液晶の眩しさがなくて「雨」の世界に相応しい静けさがあったの本当に美しかった。

黒い衣装が照明を浴びる度にキラキラ光るのが雨の降る中にいるみたいで、大きな幕の間を6人が歩くから姿が見えたり見えなくなったりするのも森の雨を思わせてくれて、なんでこんな魅せ方が思いつくんだ…って感じ。「雨」を人の前で見せるならこれしかないって気がしてしまった。

輪になって踊るダンスがあんまりにも綺麗。滑らかでひとつの生き物みたい。MCでも言ってたけど初日なのに完成してた。初日でここまで固めてくれるのもV6の優しさなんだろうな、いつどうなるか分からないしここが最後の1回の人が多いだろうからだよね…。

 

2 TL

TL来るの!!!??!?!?!?

正直TLは配信ライブの見せ方が完成系みたいなものに感じてたから来ると思いませんでした!!!!

目の前で動くTLかっこよすぎる息が止まる。これに関してはマジでかっこよすぎて「かっこよかった」という記憶しかない。無理。

 

3 Heart beat groovin'

3曲目でこれが来るのめっちゃ最高。ONESで言うBEAT OF LIFE枠だよねわかります。

1、2曲目の色味の少ない照明からポップな色合いの照明になって、世界がカラフルになる。物理的にもそうだし印象としても雨とTLはモノクロの研ぎ澄まされた世界の中にいたような感じだったからここで一気に温度を感じた。V6かっこいいよぉ…。

 

4 太陽のあたる場所

どこかに入るとは思ってたけどかっこいい3連撃の後にV6の暖かさを直で浴びせられると涙腺がぶっ壊れる。もうこれ歌ってくれちゃうの〜!?

ここでまさかのトロッコが来ます。トロッコが来るんです。

コロナ禍のコンサートでもうトロッコで近くに来てもらうのは難しいねって思ってた。でも実現してくれた。アクリル板を両側に貼っていつもよりも高いトロッコ。きっとどうにか近くに行けないか試行錯誤してくれたんだなって思ってステージに近づく空のトロッコを見ただけで泣いた。だってすごい嬉しかった…。V6絶対いっぱい色んなこと考えてくれたよね〜!!!!好き〜!!!!!!

 

5 over

6 UTAO-UTAO

涙腺ぶっ壊しコーナー。トロッコで移動した端の小さいステージがめちゃくちゃ高く上がります。つまりVロードがなくたって高いところの人を見てくれる。愛だよ…。

こっちが声を出せなくてもV6はいつものV6を見せてくれるのも嬉しかった。overを踊ってペンライトの動きを見て、コンサートに来たんだ!って実感できた。UTAO-UTAOも歌えなくても多分V6は声を聞いてくれてる。好き。

 

トニカミメドレー

 

7 Ash to Ash

ほんとか?って思うじゃん???ほんとです。ほんと来ました。カミセンがcom'n com'n com'nって歌いだします。ここで叫ばなかった私もみんなもめっちゃ偉いと思う。コロナじゃなかったら歌い出しでギャーーー!!!!!って言ってた。

ここでメインステージのモニターが全貌を現すんだけどめちゃくちゃでかい。一般的なジャニーズコンサートのメインステージにあるセットをなくしてそこの場所全部モニターにしてます。奥行きがものすごく広く見える。

 

8 ジンクス

叫ばなかったみんなえらい。ジンクスだぞ!!!!26年目の!!!!ジンクス!!!!!!聞けると思わないじゃん!?しかもスタンドマイク。蛍光黄色の。途中で伸びる。ここはトニコンか?

ここからトニカミ両方爽やかな青色の衣装になるんだけど、どちらかと言うとカミセンにめちゃくちゃしっくりくる衣装でかわいかった。

 

9 HAVE A SUPER GOOD TIME

叫ばなかったみんな(略) 個人的に大好き曲すぎて泣いた。全部に言えることだけど振り付けがそのまんまなのも泣いた。会えた!君に!I feeling for youのとこが大っっっっ好き。カミセンはさぁ!いつどんな時もかわいいんだよ!!!!何歳でも何年経ってもかわいい!!!!この曲を踊る26年目のカミセンが証明している!!!!

 

10 knock the real

叫ばなかった(略) 立て続けに夢みたいなトニカミコンが繰り広げられてクラクラしました。だってきっともうトニカミコンがない限り見られないんだろうな、見たかったな…って願ってた曲が次次目の前に現れる…。死ぬ前の夢か?©️ノブ

 

11 Born to run

叫(略) 左からカミセン、右からトニセンのバトルみたいなトニカミの応酬を見せつけられるのやばい。余談だけどあんスタのライブバトルみたいなのってこんな感じで行われてるのかなって思いました。このメドレー永遠に続いて欲しくて逆にいつ終わるのかヒヤヒヤしながら見ちゃった。

 

12 オレじゃなきゃキミじゃなきゃ

右左で入れ替わってたトニカミだったけど、ここでカミセンの後ろからトニセンが出てきて、最初のサビのところでカミセンがニヤニヤ見てます。かわいいよ…。でかいモニターに映し出されたミラーボールをバックに光る階段の上で歌われるオレキミは最高です。

 

13 silver bells

もしかして夢にまで見たカミセンディナーショーに来ちゃいました…?silver bellsのカミセンの歌声を生で聞ける日が来るなんて…。屋台骨になる岡田くんの声とキラキラ光る剛健の声のバランス大好き。

 

14 Dahlia

もはや失神しなかった私もみんなも偉いと思う。パラリルパッが来てしまったよ……。当たり前にギターを持ってくれた井ノ原くんに感謝…。

ほんとに叶わないと思ってた夢が全部叶ったようなトニカミメドレーでした……びっくりした………。

ここでメドレー終わり。

 

15 分からないだらけ

アルバムで聞きながら1番好きだった曲。幻想的っていう言葉がぴったり。モニターに大きな月が映し出される下で光る衣装を着て踊るV6、人外の宴みたいな雰囲気出してました。さっきまで生命力溢れてるトニカミメドレーしてたのに…。

コンサートで歌ってる姿を見ると思ってた以上に剛健メインの歌割りだったんだけどAメロで剛健が背中合わせし始めて死んじゃいました。コンビの背中合わせは死ねる。月の下で踊る4人の真ん中で背中合わせする剛健、この世のものとは思えない。健くんのダンスを双眼鏡で追いかけてると手話みたいにひとつひとつの動きに言葉が宿ってるように思えて、私たちの知らない言語で6人が踊りながら意思疎通しているような気もしました。綺麗…。

 

16 MAGIC CARPET RIDE

マジカペは最高。知ってた。分からないだらけもだけど、V6はダンスの緩急の付け方が呼吸みたいに揃ってて本当に綺麗。意識しない、カッコつけるわけでもない「抜く」動きが出来るのかっこよすぎてダメ。好き。

 

17 Blue

ここで照明が明るくなって衣装の全貌が見えたんだけど、まさかの配信ライブの白衣装の形を引き継いで青色キラキラチェック模様入りにしたもので私は死んだ。健くんの短めジャケット、ヒラヒラのズボンスタイルの良さとかわいらしさを全面に表したあの衣装がまた見られるなんて思わなかった。神はここにいた。

Blueを踊る健くんすごく楽しそうで好きです。たしかここだったと思うんだけど、長野くんと目を合わせてニコニコしてて桃源郷が生まれてた。

 

18 Let me

かっこいいのになんとなく懐かしくて優しい曲。Blueとこの曲は方向性は違ってもどっちもV6らしいなぁと思う。

もはや当たり前のことなんですけど、V6歌が上手い。聴きごたえがすごい。「僕たちの音楽だけは誰とも比べられない」って歌詞の説得力を目の当たりにしてしまった。

 

MC

細かい詳しいレポは記憶力に自信が無いので素晴らしいレポを残されてるネットの偉人たちに任せます…。

ちょっとだけMCでどんな話をするのか身構えてたけど、いつも通りのV6だった。いつも通りだけど当たり前にこっちを気遣ってくれて、4年ぶりに会えるのを喜んでくれた。わざわざ言ったりはしないけどいつも以上に気合いを入れて臨んでくれてるのもわかってめちゃくちゃ大好きでした。あと面白い。当たり前のように全部面白い。健くんが岡田くんに100回くらいおいしいって言って井ノ原くんがまさに食べてる最中でもおいしいよ!っておすすめしたという鮭明太、買って帰りました。かわいい。健くんかわいい。知ってた。かわいい。

笑えないのが悔しかったって言うか笑っては行けないV6のMCもはや苦しかった。我ながらよく耐えた。ただどうしてもみんな堪えきれなくて……ンッッってなったところもあった。(^▽^・)さすがに今のはみんな笑ってたよって長野くんに言われたのも輪をかけて面白かった。よく耐えた。

今回のMCもV6がファンをめちゃくちゃ褒めてくれて、V6のファンがマナーがいいって言われる所以はここにあるんだよなぁと思いました。褒めて伸ばすの教育方針、すごく効いてます。

 

19 High hopes

アルバムのカミ曲かっっっこいい。メドレーで昔のカミセンを昔の振り付けのまま見せてくれたのもあって、カミセンの雰囲気はそのままに時代に合わせて更にかっこよくなってしまってるのが理解出来てしまった…。あと今更すぎる感想だけど、カミセン初期に比べて本当に歌が上手い…すごい…各々自分の声を使いこなしてる…かっこいい…。

 

20 グッドラックベイビー

アルバム聞いて泣きすぎてイントロの1音目で泣くようになってしまった。マスクべちゃべちゃになりました。トニセンの歌声が優しくて、バックのモニターに映る絵本みたいな映像と色々重ねてしまって涙止まらなかった。この曲はもうどうしても泣いてしまう。

並んで座って穏やかに歌うトニセンを見てたら、トニセンがトニセンとして居てくれるとV6はなくなってしまってもなんとなく6人の拠点みたいなマークは見えてくれるのかもしれないなぁと思いました。

 

21 素敵な夜

久しぶり!って声かけた人の役を坂本くんが請け負っていて井ノ原組がわざとらしく訝しげ〜に見てる感じ、すごくV6。グッドラックベイビーに引き続いて絵本みたいな世界観でかわいかった。 ミュージカル見てるみたいで楽しい。V6なんでもできるな…。

 

22 Best choice

かっこいい〜!!!!!!!!STEPの中でもすごく明るくてなんとなくアイドルらしい曲ですごく好き。ちょっと若手グループが踊ってそうな曲調でもあるけどV6の歌声の厚みと当たり前のように踊るダンスの美しさがおかしい。めちゃくちゃかっこいい。これが1曲目では?みたいな勢い。

 

23 PINEAPPLE

メインステージで椅子に座ってのダンスだったけど、ステージのせり上がりはなくてアリーナ奥の方だとちょっと見えづらかった。でもモニターに正面ではなく後ろから見たV6と客席のペンライトの光がモノクロで映し出されてるのが美しくて、演出が上手すぎて感動しました。V6と一緒に映るファンが「君」な気持ちになれるし、360度どこから見てもV6の動きが美しいからこその演出…。

その後センターの方に歩いてきたV6が幕みたいに降りてきた細い糸のカーテンのような中で踊るけど、幕じゃないからこそ、その中から突然外に抜け出てくる演出があって、離れてる距離を一瞬で縮められたみたいでドキッとしました。遠距離恋愛の表現天才じゃん…。

 

24 家族

同じく糸でできた幕の中での演出。6つの電球が降りてきてユラユラ揺れる中で歌ってるV6にセクバニコンの官美を思い出したのと、剛くんだけがその囲われた中から出てくる演出になんとなく剛くんへのメッセージみたいなものを感じた。

多分もうこれから何があっても、6人には変わらない関係性があるって見せてもらえた気がする。

 

25 Full circle

YouTubeで円盤でめちゃくちゃ見返したFull circleが今ここに………。V6の円になるダンスは本当に綺麗だし「円」が似合うグループだと思う。自然に当たり前にお互いに循環できてるような関係性がある。綺麗。

 

26 Sweet days

愛を確かな今に!愛情がいっぱいで岡田くんプロデュースらしいなぁと思う曲。花柄の衣装が似合う…。健くんがディズニー世界の王子様…。

募集されてたファンからの映像がここで使われてて、会場で歌えなくてもファンの合唱が聞こえるのが優しい。正直ファンをモニターに映されるよりもV6を映して欲しいと思ったりしちゃったりもするのだけれど、ファンからV6への感謝を伝えられるのは本当に素敵だと思う。

 

27 Believe your smile

ビリスマ大好き〜〜〜〜!!!!(クーラー大好き〜!のノリで)

しっかりエアギター踊ってくれたの嬉しかった…。

真っ直ぐで爽やかな若さが現れてるラブソングを今も全然引っかかりなく歌い上げてくれるV6が大好き。

 

シングルメドレー

28 愛のMelody

29 本気がいっぱい

30 Darling

31 グッデイ!

32 HONEY BEAT

33 WAになっておどろう

34 愛なんだ

いつもの!V6!!いっぱい踊らせてくれる!!!!アクリルトロッコがまた来てくれて嬉しかった。コンサートだ〜!って思えて何度踊っても何度聞いても楽しい。全部好き。みんな本当に丁寧にファンを見てくれるし手を振ってくれるし反応してくれる。

 

35 MUSIC FOR THE PEOPLE

ここでMFTPですよ…何回みてもかっこいい。色褪せない。振り付けもきっと多少は今の流行りからは外れてるところもあると思うんだけど、それでもかっこいい。V6の踊るデビュー曲は「今が最高」を体現している…

 

36 BEAT YOUR HEART

坂本くんラップ〜!!!!途中でちょっと坂本くんが転んでしまったんだけど(普通に立ってたから怪我とかはなさそうでよかった)、チャチャッと長野くんがサポートしてたので私の頭の中で「さすが嫁」という剛くんの声が響いたよね。1234BEAT YOUR HEART!!!が出来たの楽しかった!!!!

 

37 MADE IN JAPAN

この辺3曲花道両脇の客席に向いて歌ってたんだけど、セクバニコンの360°ステージとはいかずとも正面がクルクル変わる中でさらっとパフォーマンスするのかっこよすぎて泣く

いつの年代のどんな曲歌って踊っても常にかっこいいV6なんなの????(謎ギレ)

 

38 TAKE ME HIGHER

歌番組披露バージョンかっこいい〜!!!アルバム曲シングル曲見たいもの全部見せられてしまって楽しくてなんとなく終わりを感じてこの辺涙で視界が滲んでしまってたのが悔しい もっと視界をハッキリした状態で見たかった

 

39 目を閉じれば

「今日のために生まれてきた曲です」って井ノ原くんが言って歌ってくれた曲。

歌詞を全部覚えてる訳では無いけど、V6が最後に「大丈夫」って言ってくれた。V6は多分この曲でも、このコンサートの中でも、解散発表してからも、もしかしたら解散を発表してなくて考えてもいない時でもV6はみんなのそばに居るってずーっと教えてくれてた。ちゃんとその気持ちを受け取りたいなって思えた。

 

40 95groove

アンコールはこれが来ると思ってました………。そして泣くと思ってました。泣きました。健くんの踏んだステップ綺麗かっこいいかわいい美しい…。

アンコールといいつつゴリゴリ踊るしみんな楽しそうで素敵なアンコールでした…。斜めに並ぶフォーメーションダンスもセンターに集まって歌うV6も楽しそうで嬉しかった。「愛してるなんて言葉は嘘にしておくから」って歌うV6の愛してる全然嘘になってくれなくてまた泣けた。

 

全部終わって、メインステージのモニターに映し出された6人の写真と添えられたV6からのメッセージに全部全部詰まってた。優しくて真摯ででもちょっとふざけてみせるV6大好きだよ。V6がファンの幸せをいっぱい祈ってくれているのがわかったからファンの私もこの先6人がどこに行ってもみんなの幸せをずーっと祈っていたい。祈ってると思う。泣いても笑ってもV6の門出を祝福したい。みんなが幸せでいてくれますように。私も幸せでいるから大丈夫…ってまだ言えないけど、いつか絶対言えるようになるから安心してください。大好きです。

 

終わり!

 

やっぱ待ってトビラとCrazy Rays!!!!Crazy Rays聞いてないです!!!!!終わらないで欲しい!!!!!歌番組でもいいからCrazy Raysを歌ってくださいお願いしますお願いしますお願いします!!!!!!!!

 

V6にいつか追いつけますように

V6の発表を聞いてから今日までの気持ち。健ラヂを聞く前にとりあえず残しておきます。まだまだめちゃくちゃ後ろ向き。
V6のこと、2010年の4月3日からずっと好きだった。他に好きなアイドルも増えたけど、V6はV6としてずっと好きだった。15周年から好きになったから30周年にたどり着いたらやっとV6の半分を見届けられるって思ってたのになぁ。まだV6の5分の2しか見れてないよ。

3/12
15:50にメールに気が付いて、「大切なお知らせ」の言葉を見て手が震えた。ライブかアルバムか、もしかしたら誰かの結婚とかそういうことかなって考えてもみたけど、発表時刻が午後6時じゃなくて16時だったから悪い予感はしていた。
トイレに駆け込んで16時のお知らせを見て反射で泣いて呆然として、なんで?としか思えなかった。V6は誠実なお知らせ動画をファンに最初に見せてくれたけど、V6がみんなで決めてみんな納得してるってこともよく分かったけどそれでもなんで?って思った。まだ思ってる。

3/13
健人くんの誕生日お祝いしようって思ってたのでとにかくそっちに意識を集中させた。どんなときでもケーキはうまい。
V6は確実に私の一部だけど全部ではないからすべてに絶望したりはしないし楽しい一日を過ごせた。でもV6は私の全部ではないけど、それでも確実に小さくない一部分を占めているから気を抜いたらなんで?どうして?って考え続ける思考の沼にはまる。
シャッフルで聞いた失恋ソングに人生で初めて共感した。私ここまでback numberとシンクロできるのか…。今自分は失恋っぽい気持ちになったんだなと思ったから思いっきり髪を切った。

3/14
WSもネットニュースも見たくないし特に日曜のワイドショーは最悪。体に悪い。好意的なコメントをしていても見たくない。むしろ前向きに受け止めているコメントのほうが今の私は聞きたくない。なんでみんな受け入れられるの?全然受け入れられないよなんで終わっちゃうんだよ。みんなが認めたら本当になっちゃうから誰も認めないでいてくれ。

こんな感じの心境で、私は今日の夜健ラヂで健くんの言葉を聞きます。嫌だなぁ、聞きたくないな。
多分健くんはファンの気持ちをものすごく理解したうえで言葉を尽くしてくれるから、事実を受け入れざるをえなくなっちゃうと思う。

私の気持ちはずーっと駄々こねてるけど、V6の動画もにこ健もイノなきもクルぐるも、みんなV6全員でちゃんと納得して決めたことなんだよってV6がV6らしく伝えてくるので辛い。みんな渋々そうなりましたって嫌な顔で言ってくれたらよかったのに。そしたらどこかわからないけどどこかに怒りか何かをぶつけられたのに。

みんな綺麗にV6らしく清々しく、きっとV6として正しい判断をしているから、どこにも怒れない。怒って暴れて嫌いになれたら楽だったけどどう考えてもそんなことできない。だってV6はもう決断を下してファンの気持ちをただ心配してくれてるから。そんなに優しくされたらこのぐるぐるした気持ちをどこにも持っていけない。どうにか自分の中で消化するしかない。

V6がV6を終わることにまだ足りないとか不十分だとかも言えない。V6はアイドルとして一種の完成形にたどり着いてはいたと思う。個人としてもグループとしても知名度を得ててそれぞれの望むやりたいことを追求してた。曲もダンスも見るたびに最高の物をくれた。だから終わってもいいところだって言えるかもしれないけど、いつだってV6に対して「これ以上はない」って思うことはなかった。だから終わらないでどこまでもいってほしいって、その時の最高を見せ続けてほしいってずっと思ってた。今が一番綺麗に看板を畳める時だったとしても、綺麗じゃなくなっても引きずることになってもV6って看板を取っておいて欲しかった。ライブもシングルも頻度が減ってもいいしダンスがいずれボックスステップだけになってもよかった。V6が「V6です」ってずーっと名乗ってくれるだけでもよかったのにな。

「驚かせてごめんね」「みんなのことが心配です」ってたくさん言ってくれたけどこの決断には全然誰も後ろ向きなこと言わないんだよなぁもう。言ってくれたら声はりあげて反対できたのになぁ。もう決めちゃったんだな。ここまで隠すの上手すぎるよ。去年の配信ライブの時もそんなこと考えてたの?終わりの準備だったの?って思うとちょっとしばらく映像を見れそうにない。
でもそれもV6らしいんだよなぁ。いつもどんな時も寄り添ってくれるけど自分たちが曲がることはないんだよね。だから好きだよ。

こんなにファンを大事にしてくれるV6が後ろ向きにV6を終えるなんてことしないのももうわかっちゃってるよ。これが6人にとっていい判断だって思えるから決めたんだって、発表されたときからわかってるよ。そういうV6だから好きだったんだよ。そういうV6の決めたことなんだから受け止めたいって思ってもいるんけど、まだまだ全然無理で困るなぁ。

V6はファンのみんなが心配だって言ってくれてるのに、余計に心配させちゃうようなことしか考えられなくてごめんなさい。
でもV6の歌もダンスも会話もまだまだずっと大好きだから諦められないんだよ。
もう「解散」って言葉も嫌だ。拒否反応出ちゃう。散らさないでくれ。いっそ「V6ここに眠る」とかにしてほしい。まとめて埋めてそのまま残してよ。

最後にめちゃくちゃなワガママを言うけど、11月1日までにどうか私を成仏させてくれ。
ここでV6はゴールするんだねって納得させてくださいお願いします。11月の1日までどうか全力でV6はこれで全部!って見せつけてください。最後を決めたからここにこれたんだって、ぐうの音も出ないくらい見せつけてほしい。私もどうにか頑張ってV6の最後に追いつくから。

まぁどうあがいてもその日まできっとずっと泣くし怒るし悩むけどね!!!こんな怨念振り切って今までで一番のV6でいてください!!!!ずっと大好きだよやめないでほしいよ頑張ってね!!!!!!

全人類V6見て

online.johnnys-net.jp

今日!!!!!11/13(金) 21:00~ V6の配信ライブがリピート配信されます!!!!!!全人類見て!!!!!!!!!!!!!!!!

V6が好きでもV6を特に知らなくてもジャニーズが好きなら見て!ジャニーズが好きじゃなくてもライブをするアーティストが好きなら見て!!!特に何かのファンじゃなくてもエンターテイメントに一度でも感銘を受けたことがある人は見て!!!!!!

ライブの見せ方にこんな新しい可能性があるんだってことと、デビューしてから25年経つ成熟したグループがまださらにこんな新しいものを飲み込み続けるんだってことをみんな見てください…お願いします…。
あとこれはもはや当たり前のことだけど、V6は歌が上手くてダンスが上手くてメンバーが仲良くて見ててハッピー。絶対これを見たら満ち足りた気持ちになれます。保証します。理由を書きます。ちょっとネタバレするけどネタバレ見ても楽しいから。見て。

 

V6絶対見てほしい理由1、どこにカメラがあるのかわからん

あっという間の場面転換、視点の切り替わりで何が起きてるのかわからん。360°あらゆる方向からV6を見せつけてくるのにカメラがちっとも見えなかったからきっとドローンをガンガン使ってたんだと思います。配信ライブでしかできないこと全部盛りって感じ。
観客がいないのか…いないならアリーナ全部セットにします!ドローン飛ばします!AR演出もぶち込む!!引っ込まないでアリーナに出たまま着替えます!!通路も登っていきます!!!見られるはずのない歌って踊りながら代々木体育館を闊歩するV6を見せます!!!!!!セグウェイも乗る!!なんでもあり!!!!!!!

配信ライブだからカメラ越しの平面的な6人を見ているはずなのに、配信ライブならではのものばっかり見せられているのに、あっという間に視点が変わってありとあらゆる手を尽くしていろんなV6を見せてくる目まぐるしさは「コンサート会場にいる」感覚を思い出させてくれました。

えっなに!?何が起きてる!??今私は何を見ている!!?っていう情報過多による幸せなめまい。未知の刺激に既知の快感を与えてもらっている不思議。楽しい。

 

V6絶対見てほしい理由2、攻め攻めの攻めのセトリ

V6、落ち着く気がない。本編全21曲中10曲ライブ初披露。「愛なんだ」「Darling」など歌番組で見せるいわゆる定番曲、一つもない。配信なのに…これまでファンじゃなかった人もたくさん見れる場所なのに…。「今の自分たちが好きな曲」で固めたセトリだと言っていたけれど、でも好きなものだけやりました!って意味でもない。知らない人に知らない曲を見せても引き込めるという自信があるんだろうなと思う。

この演出、セット、ダンス、ゴリゴリの生歌。「知らない曲だから暇だな~」とか思う余裕なんてない。ちょっと覗きにきただけのひとだろうが新規だろうが古参だろうが全員等しく言葉をなくす。もれなくカオナシになる。
私自身2010年からV6が好きで勝手にファンになって10年おめでとうイヤー(?)だと思ってるし、セトリの曲はそれぞれ全部知ってるけどずっとカオナシだった。「ア…ア…」しか言えなくなった。

序盤から怒涛のダンスナンバー、ファンからの圧倒的人気曲スパノバがまさかの3曲目、かと思ったらアルバム通常版にしか入らないで10年間眠ったままだった曲がここで掘り出される。コンボが止まらない。あとSPOT LIGHTはV6終身名誉楽曲の一つだと思ってるから5年ぶりにやってくれてめっちゃ嬉しかった。


V6絶対見てほしい理由3、ダンスがおかしい

いつものことといえばいつものことなんですけどね。平均年齢44歳の集団、いまだ衰えを知らない。どうなってるんだ。
いちいち年齢を引き合いに出さなくてもいいとも思うけど、やっぱり体力って普通にしてると年と共に消えていくんだって近頃よく実感するので改めて感動してしまう…。コンサートツアーが2年に1回でもたった一夜の配信ライブでもこの時のために、V6であるためにV6はどれだけのことをしているのか…。

本人たちが言う通り派手なアクロバットなんかは減っていても細かい振り付けが当たり前のように目まぐるしく入ってくるし恐ろしく綺麗。25年で染みついたリズム感や呼吸、これまで続けてきた全てによる美しさ…。

V6の魅力、特にダンスの美しさは生で見た時が一番感じ取れると思ってるけど今回の配信はファンからの目がカメラだけだからこそ、観客への配慮無しでバシバシに踊るので容赦なくダンスが上手い。お手振り♡とかみんなで踊る♡とか知らん!見ろ!!って感じ。お手振りもみんなで踊るのも楽しいだけどV6しか踊れねぇ!!!って姿を見せつけられるのも大好き…。
顔もスタイルもハチャメチャかっこいい集団なのに動いてる姿が最強…。ハイパーつよつよアイドル…。

 

V6絶対見てほしい理由4、現実非現実の入り乱れっぷり

このライブ仕込み(?)がすごいんですよね…。事前数六の映像が入るんだけど、その間ライブ中のV6なにしてるかっていうと同時進行で歌ったり踊ったりしだして事前に収録した映像と入り混じってなんだこれは……。私は…何を見ている…?

V6のアイドル大将健くんの言うようにアイドルって虚像なんですよ。虚像だけど生身の人間。アイドルの人生が私たちに見える虚像であり私たちのみているつもりのアイドルの現実は虚構だったりする。それを綺麗なバランスで混ぜて表に出してこそアイドルなんだってことをうまく理解しているV6だからこそ25年アイドルやってきてるんだと私は勝手に思っています。(The ONES収録曲のRound&Roundも長野くんが打ち出した自分たちの曲だと思っている)

そういうV6だから、この25周年の配信ライブで現実と非現実を入り乱れさせてくるのめちゃくちゃかっこいい~~~~!!!!!!!って思う。かっこいいんだよなV6…。

 

V6絶対見てほしい理由5、V6がかわいい

かっこいいとか言っといて原始に立ち返る。V6がめっちゃかわいい。かっこいいをした直後にかわいいしかわいいと思ってたらかっこいい。困る。

MCががっつり30分あります。しかもセットの中にテーブルと椅子がある。かわいい。がっつり30分座っておしゃべりさせる気だ…。MCに関してはただ見てくれ。そしてMC明けに突然超かっこよく踊るV6を見て情緒をめちゃくちゃにされてください。

個人的に全体通して剛健がチプデすぎてかわいくて泣いてます。MCもそうだけど、みんなで通路歩いてる剛健とかメンバーがソロダンスした流れで二人で抜かれる剛健のダンスとか二人で一つの生き物か?って感じだから見て。これが剛健コンビだよ…。

 

V6絶対見てほしい理由6、勤続25周年のV6がすごい

愛です。勤続25年アイドルの愛がここに詰まっている。
V6からの愛とV6への愛が形になってこの配信ライブはできています。
V6がV6としてやってきた中で関わったもの、スタッフさん、代々木体育館、ファンのみんなに感謝してくれているのがわかる。本編中にメッセージ性の強いバラードがあるわけでもないけど、わかるんだよね。どれだけスタッフさんと協力して作り上げられたのか、どれだけ代々木体育館って場所を大事に思ってるかもわかるよ!!だってV6がすごい楽しそうにうれしそうに見せてきてくれるからね!!!
それにこんなに配信でしかできないことをして配信を強調した特殊な形でやってるコンサートなのにカメラの向こうからこっち見てる。すごいよ。楽しいよ。

それにファンクラブ限定部分がね!!!愛でしかなかったので!!!!!未音源化の新曲2曲ここで入れてくるなんてそんなことしていいんですか!?

「クリア」「Full circle」どっちもこれまでとこの先を感じられるファンとV6に向けられたとんでもなくかっこいい曲だから、年末の歌番組とかどこかでまた見せてほしいな…広く自慢したい曲だよ…。

待ち望んだ25周年が直接会えない形になっちゃったのは残念だったけど、こういう機会がなければきっと見られなかったV6を見られたことは嬉しい。
それにV6がファンに会ってくれる気満々だったので、絶対にある次のコンサートを信じて待っていきたいなって思いました!!何周年でもついていくからな!!!!

オススメする記事書こうとしてたのにただの感想になりました。でも最高だから見てね。みんな見て。全人類見て。

 

online.johnnys-net.jp

三宅健くん生誕40周年おめでとうありがとう

健くんお誕生日おめでとう~~~~!!!!!
もうだいぶ過ぎちゃったけど7月以内に健くんの誕生日を祝おうと思えば健くんの誕生日です(?)

40歳。不惑です。
三宅健不惑を迎えています。
V6の三宅健くん生まれて40年たったらしいです。


V6 / 「時代順に並び替えろ! 50マーベラス6」ダイジェストムービー


V6 / ある日願いが叶ったんだ

こちらの茶髪のかわいい子40歳になりました。嘘じゃないです多分。


もう驚くのは控えようと思います。毎年毎年同じことを繰り返しすぎているからです。
多分人間換算で40歳になってるだけで健くんは妖精なのでまだ18さいとかです。今まさに高校生役*1やってるし。

驚くことは控えても「今現在の三宅健は40年生きてきた三宅健である」ことへの感謝は忘れないでいたいと思います。
だって40年だよ…?10年が4回だよ???2回目の成人式だよ?アイドルになってからは24年ですよ?干支2周したよ??

それなのにビジュアルは相変わらず最強にかわいいとかっこいいのいいとこどりだし、大人らしい思慮深さもありつつ学校へ行こうやらオトセンなんかで見たぶっ飛ばし健くんな一面も健在だしどうやったら人間界で40年生きてきてここまで美しく成長できるのか。

40歳の誕生日を迎えた後のにこ健で健くんは「デビューした10代のころからファンへの気持ちは変わってない」と伝えてくれました。
健くんはファンをめちゃくちゃ愛してくれます。
しかもただ盲目に好き!っていうのではなくて、いつか離れていくかもしれないけど、どろどろした感情も向けられることもわかっているけど、それでも今応援していることにありがとうって言ってくれる。

ファンの言う好きって綺麗な面だけじゃなくて自分勝手にアイドルを消費したり機体にそぐわなければ文句を言ったり勝手に好きになって勝手に離れていくけど、綺麗じゃない部分も健くんは恐ろしいくらいわかった上で好きって言ってくれる。
こんなんもう愛でしかないじゃん…。

健くんが「変わってません」って断言するなら本当にファンへの感情は変わってないんだと思う。健くんってそんな簡単に物事を断言しないから。
10代で「ファン」っていう存在を理解していること、40歳の今の今まで理解したうえで勝手な愛情を受け止めてくれていること、どちらも奇跡みたいにすごいことです。

健くんが健くんとして自由な部分とアイドルとして縛られてくれている部分が美しく混ざり合って今の健くんがいるんだろうなぁ。

40歳の今現在の健くんはもうほんとビジュアルは見てて楽しいしV6としてのパフォーマンスは年々研ぎ澄まされていくし自由な言動はどこまでも行ってほしいと思えるしきちんとファンへの気持ちを表してくれることが愛しくてたまらないですよ。

健くん、いつも真摯にファンに向き合ってくれてありがとう。同じだけ真摯なものを返せている自信はないけど、でもきっと健くんはそれでも文句を言いつつ許してくれるんだろうなと思います。
私は人に流されることが多くてゆるーく生きていて確固たる意志みたいなものが薄い人間なのだけれど、健くんのことが好きですっていうことは今も昔もこの先も確実に断言できます。

健くん生まれてきてくれてありがとう、生まれてから今までずっと三宅健でいてくれてありがとう。9年前に出会ってから今までずっと好き!年々好き!とても好き!!健くんに出会えた世界の全てに感謝!!!

健くんお誕生日おめでとうございます!!
この先もお祝いさせてくださいよろしくお願いします!!!!!!

*1:セミオトコの伝説のバカヤンキー健太くん

アイドルファンって業が深い

アイドルはファンにたくさんの素敵なものをくれるというのに、ファンというものはいつも理不尽なことをアイドルに強いているなあ。と思います。

考えても仕方ないことなんだけど最近もやっと考えている。
・友人に「ファンの鑑だね、正しいね」って言われたこと
・去年の末(からもしかしたら今現在も)#KTTタグが荒れたこと
がきっかけ。

私は好きなアイドルがアイドルとしてテレビに出てステージに立ってくれたらもうあとは何でも良くて、熱愛が出たり結婚してもいいの?って友人に聞かれた時にも、寂しいとは思うけどまあそれによって健全にアイドル活動してくれるならありがたいから普通に幸せになってほしいなあ。と答えた。
悲しい心もないとは言わないけど幸せでいてくれればいいかなと思う。
それで、ファンの鑑だね正しいねって言葉か返ってきたんだけど、正しいって何なんだろう。

私がアイドルに対して望む幸せは、
アイドルとしての仕事を充実させながら私生活で満たされてくれること であって、
もしも彼が望む幸せがアイドルとしての姿を放り出して適当に生きていく、
みたいなことだとしたら祝福できないと思った。
逆にアイドルに心を注ぎすぎて私生活や健康に害を及ぼすのも悲しいと思う。わがまま。

結局私が望む姿でいてほしいだけで、幸せになってほしいと言いながらただエゴを押しつけてるのかなあ。


そしてKTTタグの騒ぎがあった。
KTTに関してはあの騒ぎが本当に気持ち悪くて蒸し返したくない…とも思いつつ書いちゃう。消化のため。

KTTは、健人くんが毎日更新しているKenTeaTimeというブログにつけていたハッシュタグで、#KTTでエゴサしていることをほぼ公言していた。KTTはラブレターだとも言ってくれた。健人くんが自分のブログとファンとのつながりとして作ってくれたタグだった。

映画の番宣で共演女優さんの名前を呼び捨てにしたとかバラエティでの距離感とか雑誌でのコメントとか細々したところをつついて騒いだ人がいて、健人くんが見るというKTTのタグをつけて健人くんを非難していた。ものすごく気持ち悪かった。
確かなことなんてないのに、本当の事なんて誰にもわかるはずないのに健人くんの心の中身を決めつけて騒ぐ人たちが本当に気持ち悪かった。
それが原因かはわからないけれど今KenTeaTimeに#KTTはついていない。

私はアイドルのエゴサーチには反対派の人間です。
不特定多数の人の声を目にして取り入れてぶれてしまう姿なんて見たくないから。
だから最初健人くんがタグをつけたこともネット上のことに反応することもちょっと嫌だった。ごめんね。

でも1年以上毎日#KTTを更新して浸透させて、単なるエゴサーチではなく自分のブログを読むファンの声を拾えるタグにしてしまったことは素直にすごいと思っていた。
ストレートにファンに反応を求める文章にはこたえたいなって思えたし、健人くんがスライドして見るであろう文字列の中に私の言葉も入るなら嬉しいと思った。
それなのに結果として健人くんの優しさに甘えるファンが生まれてしまったんだなあ。
難しいですね。この件に関してのむかつきを書くと収まらないので本題に戻ります。

このKTTタグでわざわざ自分の好きという気持ちを振りかざして健人くんを責める人たちは、健人くんの何が好きだったんだろう、と思った。
確証がないことに腹を立てているっていうことも不思議だったけど、
それと別に、自分の望む姿から少し離れたと感じただけでここまで人を責められるものなのかなって。

健人くんの事人間だって知らなかったのかな。
都合のいいアイドルのプログラムか何かだと思っていたのかな。運営に文句言ったら方針変わると思ってるのかな。いや配信プログラムだとしても自分の好みじゃないって公式に文句つけるのはどうかと思うけど。

でもこれって突き詰めたら私も同じなのだろうか。
ただただ自分の望むままの姿でいてくれと思いながら好きだよって言っているのは私もこの人たちも同じなのかな。

 


私はアイドルが好きで、V6とSexy Zoneがとても好きで、中でも自担の三宅健くんと中島健人くんが本当に好きで、
アイドルを全うしてファンに愛情をこれでもかと与えてくれる人たちにいつも笑っていてほしいし出来るだけ悲しまないでほしいし世界中に愛されていてほしいと思うけど、本当に本気で願っているけれど、これは全部私のわがままでしかない。
私が楽しく応援するためにそうならいいなって押し付けている勝手な願いだ。

私は私が幸せであるためにアイドルを見て応援して幸せを願っている。全部全部私のために。
私にとってアイドルはひたすらに趣味であり娯楽だ。人間なのにね。
私は結局彼らを美しく輝かしく楽しいアイドルのコンテンツとして愛している。愛でて消費している。
アイドルのファンって業が深いな!!

多分アイドルを好きでいる限り、好きな人を消費するっていう事実からはきっと私は逃れられない。
基本的にアイドルを見てはかわいい!!世界一かわいい!!って騒いでるけどいやでもきっとここでそんな見られ方は望んでないんだろうな…すまんな…気持ちになることもある。そういう時に、「ああ、私は勝手に彼を消費しているんだな」と感じる。
でも、どう頑張っても純粋に個人を愛するなんてできない。だってただの人間である彼らを私は何も知らないから仕方ないね。
昔バラエティで軽く健くんが言った「みんな虚像なんだから」って言葉はずっと忘れてはいけない気がしている。そりゃそうだよなぁ、人に見られていることを意識する瞬間はみんな虚像を作ろうとするよね。

それでもやっぱり、私は虚像を見せてくれる実像もできるだけ愛していたいと思う。しょせんあなたの上澄みしか知らない人間だけどその上澄みを生んでくれたあなたを好きでいたい。私の知らないところで人間として最高に幸せでいてほしい。



もう何をもって正しい愛し方かなんてわからないし、正しいことなんてきっとないんだなって気がしてきました。
極論私一人の「好き」なんて、あってもなくても向こうにしたらそれほど大きなものではない。それでもきっと受け取ってくれてはいるけど。
だから私の「好き」は決してアイドルのためにあるものではなく自分のためにあるんだってことを忘れてはいけないなと思いました。自戒。

ただ、アイドルでいる事実がある限り、アイドルを名乗ってくれている限りは「自分を見て幸せになる人の存在を望んでいる」と思う。
だからどんなときにもどんなことに対してもアイドルを見て私が幸せを感じることは、それだけは確実に私の望みと彼らの望みが一致していることだって思える。それだけはきっと間違っていないし、ファンにしか叶えられないアイドルの望み。
なので、今日も私は私の幸せのためにアイドルを愛します。

 

ちょっと前に下書きしてた分だけどジメジメしてるから放置してた。
でも最近アイドルに関する物騒な事件があったのでちゃんと考えようかなあと思いちゃんと書いてみました。
行動で、言葉でアイドルを傷つけようとする人たちはいる。身近な人を傷つけることにはためらってもそういうことにはためらわない人間って結構いる。気味が悪いですね。
なんだかんだこのような気持ち悪い人間ってどうしても存在するので運営事務所その他諸々にきっちりアイドルは守られてくれ…。
どうかアイドルが自分勝手な「好き」のために傷つけられることがありませんように。

1発目から暗めのこと書いたけど元気です。

あけましておめでとうございます。
今年も元気にジャニオタします。
よろしくお願いいたします。

健くん一生笑っててほしい(二十日鼠と人間感想)

2018/10/06 二十日鼠と人間 東京グローブ座

見てきました。健くんのお芝居見るのはじめて。
ひたすら舞台の感想を書いたらめっちゃ長くなりました。

ラブリーベイベー、ULTRAPURE、SomeGirl(s)などなどを見てこなかった罪は消えないけれども*1念願は果たしました!!見てよかった!!!

初グローブ座でしたが行きやすかったです。
新大久保駅から5分くらいのところにありました。18時からの回で早めに行ったので人の波をたどったらすぐわかった。
健くんの特大ポスターめっちゃ高まります。
まわりには特に何もなかったので開場までの時間ひたすら角度を変えて健くんのポスターを撮り続けました。
あと、話題のアクリルスタンドを三宅健で手に入れることができるとは思わなかったよ!!!意味わからんくらいかわいいぞ!!!!!!
今度ディズニー行ったら絶対チプデとか背景のアクスタ買う。並べる。


そしてお席が奇跡の1回2列目真ん中らへんでね!!!
健くん最初出てきた時声出さないように必死。めちゃめちゃ手を握りしめた。
もうねえ…すごい…すごい見える…。やばい…。
座った時点でちっか!!ってなって前方1列目中央くらいのお席の方々も同じような顔してて目合わせて「…!…!!!」みたいな声にならない会話をした。
ね、やばいよね。言葉がなくても通じ合った。
 
ネタバレしない範囲での感想は

・グローブ座狭い!!近い!!!2階席でもオペラグラスなしでいけるんじゃないかな?

三宅健がまじできれい。肌の透明感がすごい ・骨格が可憐 鼻筋が芸術 健くんの輪郭落ちの三宅担になれる

・手の甲の筋が男らしい お辞儀した時の首筋白い 髪の生え際すらかわいい 唇がすごいピンク

・健くんどの角度でどんな距離から見てもきれい。すごい。下から見上げてても美しいってすごくないか。健くんの輪郭担になる。

・めちゃめちゃかっこいいのにふとした瞬間が美人 目がくりくりかつギラギラ 最高

・健くんほんとお顔がかわいいのはみなさんご存知の通りなんだけど手が男らしくてときめく。血管…血管が見える…!!!!

・健くん頼むから何でもいいからいつ何時も幸せでいてくれ

といった感じです。

見終わったときには人と人とのつながりってなんなんだろうってこととか、あの世界での幸せは何だったのかななんてことを考え続けていました。
余談ですが帰りの飛行機で音楽シャッフル再生してて東京事変の落日が流れてきたときめちゃめちゃしんどくなりました。
ジョージに思いを馳せて聞いてみてください。しんどくておすすめです。

健くんのファンとしては「健くん;;;;幸せに生きて;;;ずっと幸せでいてね;;;」という気持ち。
もう切なさでいっぱいになってしまって物語のみに留まらず健くん個人に対しても切ない気持ちになる。
健くんには一生、できる限り楽しく穏やかに幸せに笑っててほしいよ!!!なんでもいいから笑っててほしいんだよ!!それだけでいいんだよ!!!聞いてるかそこの週刊誌!!(突然喧嘩を売る)
 
 
 

!!!こっからネタバレありありの感想ですお気を付けください!!!

 

 
1回しか観られないことをふまえて原作既読で行きました。多分これは正しかったと思う。結末を知っててもラストが辛かった。知らなかったら1回じゃきっと飲み込めない。
でももし複数回見れたなら結末知らないまま見てみたかった気がする。
後半ずっとこれから迫ってくるラストのことを考えて悲しくなっちゃったし。
 
見終わったときの感想を一言で言うとしんどい。
しんどいよ〜〜めっちゃ引きずる〜〜こんなに泣いたの久しぶり〜〜!!!
健くんというか、ジョージの「一緒にいてほしいよ」って言葉が丸2日くらいずっとずっと離れなくてあれを思い出すだけで涙が出そう。一緒にいたかったんだよ…。
もうだめV6の中で楽しく笑ってる健くんが見れないと無理…。
 

〇ジョージ(と三宅健)についての感想
昔のアメリカの季節労働者のお話。農場を転々として日銭を稼いで暮らすような人たち。ジョージとレニーもその中の労働者で、どちらも身寄りはなく小柄で賢いジョージと大きく力は強いが頭の回らないレニーの二人で「小さな土地」を買って自分たちの農場を持つことを夢見ている。
 
原作読んだ時にはジョージは頭の切れる小柄で粗野な男って感じのイメージ。
序盤のレニーにまくしたててるとことかはレニーには怒りつつも諦めているってイメージだったけど、健くんのジョージはヤンキー。
面倒見のいいヤンキー。情緒が不安定でもあるヤンキー。
序盤のレニーにまくしたててる所はレニーの存在が本気で鬱陶しくてもどかしいんだろうなって。

レニーに馬乗りになってるとことかレニーにキレてベッド蹴ったりするとことか丸めた毛布片手でぶん回して上の段に置くとことか容赦なくビンタするとことかレニーにやっちまえ!ってけしかけるとことかその他もろもろ血の気の多い感じが三宅健のファンとしてはゾクゾクしましたね。
物語通して血の気の多いヤンキーなんだけど、ジョージは利口だからキレる相手は選んでる(でも結局キレる)って感じ。でもだいたい我慢するべきとこでもキレるときはレニーのためだったり二人の夢が妨げられそうだったりした時なんだよなあ。
 
1番初めに健くん声ちょっと枯れてるかな?って思ったけどあれだけ叫んでたらそうだわ…。舞台中、特に1幕の間は8割怒鳴ってましたね。
あと序盤レニーにキレながら麦を切り裂きまわる健くんの動きめっちゃキレがいい。さすがV6。
そしてさっきまでナイフぶん回してキレてたと思ったらレニーがちゃんと出来れば頭ポンポンするしレニーが1人で暮らす!って言ったらちゃんと一緒にいてほしいよって返すしジョージに普通にキュンとする。激しめのツンデレ(?) 
 
雑談みたいなとこではは、って漏れる笑いにたまに健くんを感じた。

・ビジュが良い

ジョージがレニーに大事なことを言い聞かせる時に毎回やるおててキツネがかわいい。あとキツネしてる健くんの手の白さがすごい。健くんの肌色美しい。真珠かな?
レニー役の人と並ぶと肌の白さ際立つ。なんなら宝塚の人と並んでも透明感張ってた。強い。手の骨格もきれい。

あと健くん「小柄で利口な男」の役がビジュアル的にハマるなあって思った。健くんのスタイルが元から動いてる人だから締まってるのもあって、背中とかが立ち姿が小さいんだけどちょろちょろしてるとかの小物感がなくて、ちゃんと小柄だけど頭の切れる男って感じの背中でした。かっこいい。
あと、ジョージはしきりに髪をガシガシするんだけどそれがまたかっこいいんだわ…。
いつもきっちりセットの健くんだけどのぐしゃっとなった髪を2時間半見られる幸せがあるよ!!!

衣装は昔アメリカの農場だからそれらしいチェックのシャツとデニムなんだけど、普通にお洒落でした。チェックが似合うなあ三宅健(39)は…。
髪色が明るめになってたのもあって完全に2列目から見ても20代に見えました。若者だった。
 
・ジョージの動作がかっこいい
 
カーリー(農場のボスの息子)が来た時レニーが目をつけられないようにベッドの向こうでうずくまるレニーと、その手前の柱で腕組んで静かにたってるジョージ。
ジョージめっちゃかっこよくない??レニーのことはったおしながら(時にはナイフすら向けてぶち切れながら)絶対守れる場所にいるんだよなあ…。

ジャニオタの心としては健くんのナチュラルに出てくる暴力にときめいた。そんな軽やかに殴れるんだね健くん~~!!♡♡
 
細かいとこだと、レニーが納屋から持ってきた子犬(ぬいぐるみ)を取り上る時にちょいちょいって子犬の顎の下を撫でるのがリアルだった。
三宅健を感じたのに加えてジョージとしても面倒みの良さが見て取れる…。好き…。
それと初めて農場でボスに会う時にレニーに喋らせないためジョージが前に出るとき、「じゃあやったるか」って感じで唇を親指で拭うのがさり気なくて大変にかっこよかった。

ジョージがちょっと下卑た話をする時の笑い方もかっこいい。ちょっと馬鹿にしたような感じのニヤって笑い方。
あけすけな、女を買う買わないみたいな話も会話として出てくるんだけど、こちら「女なんて金で買うのが一番だ!」などといった発言をする健くんになかなか興奮しました。

1幕はほとんど健くんでずっぱり。1時間半くらいずっと舞台の上でしゃべってたよすごい。 
健くんの声って誰にでも聞き取りやすいかと言われるとそうでもない…と思うので、舞台でははっきりと低めにしゃべり続ける(しかもジョージはしきりに怒鳴る)の大変。
でもセリフを噛んだっていうか詰まったってわかったところが舞台2時間半通して1回しかなかった。
すごい。役者さんとしては当たり前かもだけどすごい。
 
〇登場人物について
 
登場人物みんな生きてたなぁ。飯場(?)にいるときの農場のみんな楽しそうでかわいかった。
ものすごい悪人が誰もいないところがなんかまたなんとも言えないんだよね…。みんな人間臭いキャラクターだった。

ざっくり言うと
・ボス…金持ち。ボスの割にいい人。
・カーリー…ボスの息子。自分が小さいからでかい男が気に入らない。最近結婚したが奥さんが美人な上にふらふら男ひっかけそうでめっちゃ不安
・カーリーの妻…いいとこのお嬢さんだったが嫁いで来たら周りに何もなくてつまらないし暇。女優になる夢、華やかな暮らしへの夢が捨てられない。
・キャンディ…この農場で片手を失くして掃除夫になったじいちゃん。よく喋る。子犬のころから一緒にいる犬を大事にしている。
・スリム…ラマ使うのがめっちゃうまい。すごいいい人。そしていい声。
・農場のゆかいな仲間たち…みんな基本はおもろい人。(雑)

私の想像だけでは見えなかった細かいとこが沢山あってすごく全員が生きてるって感じられた。原作は読んである程度イメージはあったんだけど、舞台を見てからそれぞれがこんな人間だったんだ、こんな風に生きてたんだってくっきり見えた感じ。

全体的に(読み込み浅かったのもあるけど)登場人物の解釈が結構私の思ってたのと違ってて、でもすごくしっくり来た。むしろ想像していたよりも好きな世界だった。
セリフだけ見てたらうじうじしてるなぁとか思ってた部分も舞台でのセリフを聞くとああ、この人はこういう人でこう考えてるんだ。って納得出来た。
舞台の上で全員が生きてたからなんだろうな。
  
序盤のキャンディ爺さんめっちゃ癒し。かわいい、うん。
キャンディじいさんってもっと卑屈な感じっていうか、しめっぽいじいさんだと思ってたんだけどすごい朗らかでかわいいじいさんだったのが意外だった。
 
レニーがかわいい。
小説だけだとこんなにかわいい人だと思って読んでなかったな。
ほんとに「大きい赤ちゃん」だった。そしてレニーがかわいければかわいいほどラストが辛かった…。
 
何回も言うけどレニーがいちいちかわいいんだよなぁ…。いつか二人で暮らす「小さい土地」のことを、ジョージ話してよ!!ってはしゃぐレニーがほんと…ほんとかわいいし…。
ジョージがこいつは働きますよとか褒めてるとこでこっそりにやにやしてるのもかわいいし何かあるといつもジョージ!って呼ぶのジョージがほんとに好きなんだなってわかってかわいかった…いい子なんだよ…泣く…。
 
スージーばあさんの話するあいつかわいかったね。あの、なんだっけジョージのことジョニーって呼びまくるあの彼です。今ちょっと名前出てこない、なんだっけ。
 
スリムがあの世界で1人まじ聖人だった。あと声がとてもよかった…。
でもパンフレットに「怖い人だ」ってあった通り、みんな狭い視野で必死で生きてたあの世界で中立を保ってるのは不自然っちゃ不自然なのかもしれない。
常に全てのものから一歩引いてるような感じ。だからこそジョージもレニーに思うことをポロっと言えたのかもしれないけど。
ボスが比較的いい人だったりスリムがいたり、他もみんな基本気のいい人ばかりだったからいつもの農場よりもジョージは気を抜けていたのかもしれないね…。
 
途中のスリムにレニーの話をしてるジョージは表情がすごくかわいかった…。
笑い話みたいに話しててもジョージにはレニーが大切なんだなぁってすごくわかった…うっしんどい…。

ジョージにとってのレニーはお荷物でもあったし一緒にいれば賢く見えるって打算もなくはなかっただろうけど、そんなことよりもこの世界では、身寄りもなくて自分のものもなくてみんながみんなお互いを怖がっているような中、バカでも純粋で自分を慕ってきて何もかもすぐに忘れて笑ってるレニーはジョージの人間性を保ってくれる大事なものだったんだろうな。
馬鹿だなって言いながら愛してたんだよなあ。
 
ジョージ側から見ればカーリーの妻はただただ邪魔者なんだけど、カーリーの妻の言うこともわかるよ。…色目使うのはいただけないけども。
あと花乃まりあさんめっちゃ綺麗。喋り方が宝塚。控えめのトーンで話す時も綺麗に声が響くからすごいなぁと思った。
主人公側から見れば厄介だけどこの人もまあ気の毒といえば気の毒…というか中身が子供のままだったのかな。すぐムキになるとことか、レニーとお互い一方的に話してすごい楽しそうにしてるとことかを見るとそんな印象。

 ジョージとカーリーの妻ははなからバチバチしてたねぇ。でもなんかあの二人似てたしあんだけお互いぶつかり合える相手少なくともこの世界の中ではいなかったから、なんかこう、少女漫画ならくっついてるなこの二人って感じ(?)
  
カーリーの小物感がわかりやすくてよい。それに真正面から気に入らないって顔を向けるジョージがまたかっこいいんだ。

舞台で見ると衣装とか髪のセットとかで労働者とボス、その息子の階級っていうか暮らし方の差がはっきり見えて、あの時代あの世界でのその立場の差って大きいんだなーってわかりやすい。そういうカーリーにはっきりとではないにしても反抗心むき出しなジョージってやっぱり割と血の気が多い。
身寄りのない労働者の中でもあの振る舞いができるのはやっぱり結構頭が切れて一目置かれてたんでしょうね。レニーを扱えるってとこもあったかな。それにしても割とすぐさま喧嘩を売りたがるな君は…。

ジョージは賢くて現状が不満で、今を変えてやろうっていう気持ちが大きい。
もしもレニーがいなければジョージはまあ本人の言う通り上手いこと稼いでもうちょっと楽な仕事して女買って酒飲んで遊んで楽しく暮らして、それで今よりもむなしいままだったんだろうな。
頭がいいから人に心を開けないというか、基本打算で見ちゃう感じの人っぽいし。
そんなジョージがレニーといるのはやっぱり不思議なことだよね。レニーといるのなんてほぼプラマイで利点がないのに一緒にいたんだよなあ。
ほっとけなくて大切で、救われてたんだよなあ。
  
〇キャンディの犬の話

ラストにもつながる、もう自力で生きられないくらいによぼよぼでそれでもキャンディが大切にしていた犬の話。
農場の労働者の一人のカールソンがキャンディの犬の臭いに苛立っていて、生きるのもつらそうなんだから無理に生かさないで殺してやれ、俺が撃ってやると言って処分してしまう。

キャンディじいさんの犬がさぁ…つらい…。
カールソンはなんで犬の存在にあんなにも怒ってたのかって思ってたけど、
陽気にやってる中でも何度も言われるように労働者は孤独で鬱憤が溜まってて、そんな中で臭うって言ってるのに生きる意味がないように見える犬を生かすキャンディを見ていてイラついたのかな。

不毛なことをしているキャンディが理解できないし。共同生活の中での匂いは相当気になるとは思うし、そんな犬を連れてくるじいさんに苛立つのはもちろん犬自身がもう生きる力もないくらいよぼよぼでそれをする生かしていること、不合理なことをしている姿にも腹が立ってた。

身寄りがなくて日銭を稼いで週末にパーっと遊ぶみたいなことを繰り返してる労働者だから余計な手間を増やして無駄なことをしているキャンディが目障りだったんかなぁと思う。あときっと銃を使いたかったんですねカールソンは…。
そのくらいの理由で良かれと思ってくらいの勢いでカールソンは犬を始末したがったんじゃないかな。「存在しているだけでいい」っていうもののことをきっと知らなかったから。
そうそう連れ立って行動するようなやつらは多くない、「お互いがお互いを怖がっている」世界の中の話だったから、カールソンの感覚がきっと普通だったんだろうと思う。
  
ジョージが犬の話をキャンディの犬からそらそうとして声を上げてるとことか「うっこのヤンキー優しい…」ってキュンとするんだけど助け舟を出したのはその一度だけで、カールソンを強くは止められないのがまたなぁ…。
ジョージだけじゃなくてあの場にいた全員だけど…。雑誌持ち出したりしてカールソン止めようとしてくれた人もいて、カードいじって話をそらそうとして、それでもカールソンは収まらないし。
みんなカールソンの言うことはわかるんだよね。きっとなにやってんだこのじいさんとはみんな思ってて、でもキャンディが犬を大切にしてるのもわかってて見て見ぬふりをしていたことだったんだろうな。
  
そしてキャンディじいさんの犬の話出た後辺りからラストに向かってるのがわかってなぁ…。「自分で撃つべきだった」ってセリフが出た時にすでにラストを思い出してあぁ…って思った…。

そのあとじっとしていたキャンディが小さな土地の話に入ってきて夢の実現が見えてきて喜ぶジョージとてもかわいい。3人でそんな生活ができたらきっと楽しかったんだろうね。

キャンディもまた辛いんだよなあ。片手を失っていつまで働けるかわからなくてそれでも明るく、多分そういう不安や惨めさをごまかして暮らしてて、そしてジョージとレニーのようにキャンディには犬がいたんだよ。
その犬さえ失くして、でもジョージとレニーの二人が話す小さな土地に希望を見てまた起き上がったんだよなあ…。
ただ単に土地を持てるってだけじゃなくて、一人では何もできないようなレニーとジョージが一緒にいる姿にはきっとキャンディにとって「それでも生きていていいんだ」って希望があったし、悪意が全くないレニーと一緒にいることも安らぎがあっただろうし…。

「あの犬は自分で撃つべきだった」って言葉はラストの鍵なんだと思うんだけどさらっと、ふと思ったみたいに言われてたのが意外だった。
 
〇1幕終盤~ラスト
 
レニーがその力の強さからカーリーの妻を殺してしまって、ジョージがレニーを撃って幕を下ろす。

急展開のようでいて、1幕の終盤から伏線も不穏な気配も漂っていたと思う。
小さな土地の算段もたって、順調に進んでいるようでいて、なにかちょっとでも間違えると壊れてしまいそうな微妙な緊張感があった。このへんのもやもやした緊張は舞台ならではでした。
 
カーリーとの喧嘩で大きな赤ちゃんのレニーの恐ろしさが初めて見える。
カーリーに殴られながら何もできずに「ジョージやめさせてよ!」って叫ぶレニーも ついに「やっちまえレニーやっちまえ!」って叫ぶジョージもなんかこう、痛々しかった…。
言われるがままレニーはカーリーに反撃して手の骨を粉々にしてしまうわけだけども。

あそこで逃げられなかった、止められなかった、結局やってしまったジョージとレニーはやっぱり結局ああいうラストを迎えるしかなかったのかなと思う。
もしもレニーが逃げきれれば、力の加減ができれば、ジョージがあの場を収められたら、って思うけど無理なことだったのかなあ。
 
2幕の開始とかもう手が冷えてた…。だって終わりが見えるんだよ…。
 
黒人のあの人とのやりとりがコミカルでかわいかった。あそこで初めてレニーがジョージと一緒にいない場面なんだけど、あのなんつったっけ。ほんと名前出てこない。*2
あの黒人の人からされた「ジョージが帰ってこないかもしれない」ってたとえ話だけで椅子で殴りつけようとしてしまうとこで危うさがじわじわ見えてくるよね。ジョージはレニーを依存させすぎてしまったのかもしれないねえ…。きっとそれがかわいかったんだろうとも思うけど…。
 
最初は拒否してたのに結局自分の部屋にずいずいレニーにもキャンディにも上がり込まれる黒人さんかわいくて笑う。
ジョージの頭の良さと覚悟と、レニーの純粋さを見てたらあのひねくれてた黒人さんも夢を見たくなってたのがなんともまた…。
小さな土地の話をする3人が希望に満ちてて楽しそうでかわいくて、でも最後のことを思うともうこれ以上みんなのことを好きにさせないでくれ…!って思ってた。
そのまま小さな土地で幸せに暮らしてくれよ…。
 
ここでカーリーの妻がカーリーの手をやったのは誰なのか聞きに来て、レニー(というかカーリーに逆らえる男)に取り入ろうとする。気の毒といえばそうなんだけどね…。話し相手がほしかったのもそうだけど、気に入られたいというかちやほやもされたかったんだろうな。みんながカーリーを恐れて避けるからまたああやって悪化してたんだよね。
ボスが現れたとこで「ほらな」って心底諦めたように響く黒人さんの声がぞっとした。もう楽しい時間が終わるのがわかる…。
 
レニーが納屋で、殺してしまった子犬を隠そうとする場面が来る。
私ここでもう泣きそう。
子犬を殺したことよりもジョージに怒られる、ウサギの世話ができないってことで頭がいっぱいのレニーは悪い子ではないけれど本当にバカでなあ…。しんどい…。
 
そこに来るカーリーの妻はかわいくて美人で、すごく子供だった。
あんたって大きな赤ちゃんねって言うんだけど話してる内容あんまり変わらないからね!!平行線上で会話してるけど二人とも夢の話を一方的にしてる。
こんなとこでこんなことをしていたくないってみんなが思っててみんなが夢を見てみんなが諦める、そういう時代でそういう世界だったのかもしれない…。つらい…。
 
レニーが妻をあまりにあっけなく殺してしまう。
相変わらずジョージに怒られることしか考えていなかった。カーリーの妻をそのままにして最初の言いつけ通りに茂みに隠れに行ってしまった。
その時点でやっぱりもうきっとダメだったんだろうな。その感覚と力を持ったまま普通に暮らすのは限界だったのかもしれない。
 
キャンディが死体を見つけて、ジョージを呼んで。もうここからずっと泣いてた。
なんでこうなってしまったんだろうね。

無理だってわかっててもキャンディが二人でもいいから土地を買おうって縋り付くとこが気持ちはわかるけど無理だよやめなよって、なんか、怒りでもなくて、もうどうしようもない悲しさと諦めがこみ上げてきて、多分これを濃縮したのがあのときのジョージの気持ちだったんだろうな。
ジョージとレニーの、俺たち二人の土地だったんだよなあ…。

このままだと自分が関わっていると疑われるから、ってとこまであの状況でも頭は回るのに、レニーを閉じ込めておけないだろうかって言うジョージはあり得ないって自分でもわかってて、でも認めたくなくてそうやって提案してて、もうなんかもう…どんどんどこにも行けないって実感がわいてくるようで辛い…。
声を上げて泣いて、カーリーの妻の死体を罵倒するキャンディの気持ちもまたわかるよ…。誰も決定的に悪い人なんていないんだよ…。おいおい泣きながら人を呼びに行くキャンディも辛い。だってきっと犬を失ってしがみついた生きる希望だったのに。
 
スリムに改めてレニーを閉じ込めてはおけないかって提案するジョージが今までになく必死でなあ…。スリムにそうやって訴えてそれは無理だって言われるともういよいよどこにも道がない実感がわいてしまうな…キャンディの犬もそうだったけど…。
スリムはいつも正しいから意図せず終わりを宣告するようなところにいるね…。
 
〇最初の茂みで落ち合うジョージとレニー
 
もうここから先のジョージとレニーのやりとりが苦しくて苦しくて。

いつもと変わらない、なにもわかってないレニーと全部わかってしまっているジョージが最初とほとんど同じ会話をするんだよね。

ここでなんかさあ。舞台の上でも何度もジョージとレニーは同じ会話をしてきたけどきっともう何度も何度も何年もずっと昔からおなじ会話をしてきたんだなって思えて…。
健くんがジョージとしてこんな暮らしをしてこんなことがあったんだろうってことを書き出すって言ってたけど、そういう、子供のころからレニーと過ごした思い出があることすごく伝わってきたんだよ…。
 
「一緒にいてほしいよ」って絞り出すジョージに対してその言葉に無邪気にはしゃいでいるレニー。終わらせることをわかっているジョージとこの先も何も変わらないと思っているレニーが対照的で本当につらかった。
なんでこのままでいられないんだろう。一緒にいてほしいのに。このセリフが、この時の声が終わった後もずっとずっと頭から離れなかった。
 
いつもみたいに俺が一人ならどこにでも行ける!って怒鳴らないの?って言うレニーに「お前なんでも忘れるくせに俺の言ったことは覚えてるんだな」ってあきれたように言うジョージがレニーを見つけた後に初めて少しだけ笑うんです。
泣き声で笑うジョージの声が全部を伝えてくるんだよ…。ほんとにね…。そんなありえないこと覚えてなくていいのにね…。
 
レニーに最後に夢を語るジョージはすごく激しい。
文章だけで読んだら切々と語るのかなあと思っていたけど、怒鳴り散らすようにして「小さな土地」の話をするジョージはもうそうやって奮い立たせないとできなかったのかな。

「きっといいところだ」ってジョージが言ったとおりに、銃弾を受けたレニーは幸せそうな顔をしている。
銃声のあとに伸びあがるようにして笑顔のまま止まってしまったレニーは、あの時「小さい土地」に行けたんだろうか。
 
〇終幕
 
ここであっけなく突然舞台が終わる。喪失感についていけない。
最後は本当にきつかった。
そして健くんがレニーを何度も何度も繰り返し失ってることを思うと辛い…辛いよぉ…美味しい物とか食べて…あったかい布団で寝てください…。
舞台って体力的にもきついと思うけどこの舞台は精神面も削られそうだ…。
 
カーテンコールは4回あって、出てくるごとに健くんの顔がちょっとずつジョージから三宅健になってるようでちょっとほっとした。
3回目でレニー役の章平さんが健くんをお姫様抱っこしてて、ジョージとレニーに対する感情と健くんと章平さんに対する感情がごっちゃになって「うわああああかわいいいいいい!!!幸せに暮らしてえええええ!!!」みたいな気持ちで号泣しました。
 
めちゃめちゃ感情揺さぶられて考えさせられるいい舞台だったと思う。
しんどいしんどい言ってるけど見てる最中は農場のみんなとのやりとりとかすごく笑えたし、楽しい気持ちもたくさんもらった。(その分最後がしんどい)(まだ言う)
 
 
 
以前にSexyZoneの番組で中島健人くんにバレエダンサーの宮尾俊太郎さんが
「客席にいるとその人の命が削れてキラキラしたものが見えるんですよ。自分自身を全部かけて命の削れていって、その破片がキラキラ飛んでいくんですよ、それが見えた」
って言ってたことがあるんですよ。
私はこの言葉がすごく好きで、人を感動させるパフォーマンスをする人すべてに当てはまる言葉だと思ってて、今回の「二十日鼠と人間」でもまた、役者さん全員の、健くんの命を削った輝きを目の当たりにしました。
 
健くんはいつも命を削るようなきらめきを見せてくれるなあ…。
健くんの生身の部分をきっと永遠に知ることはないけど、健くんがいつも命を削って輝いて目の前に立ってくれていることと、与えてくれる感情は何があっても変わらないから私は健くんが一生好きです。

まじで健くんずっとずっと幸せに生きてね…。
こんなん私みたいなファンが言わなくても健くんは健くんらしく生きてるだろうけど、それでもやっぱり自己満足でいいから願ってたいんだよ!!!

もうほんと健くんいつでもどこでも何しててもなんでもいいから、いっぱいご飯食べていっぱい寝て楽しく笑って暮らしてくれ!!!大好きです!!!!!

*1:ゲイ、童貞、過去の女たちの元をまわるなどの三宅健をなぜ見なかったのか。

*2:カタカナダメなんですごめんなさいほんと